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【フィンランド】フィンランドに住む若者の職業意識と起業、自立への道



サンタクロース、
サウナ、
かもめ食堂、
marimekko、
ムーミンなど

フィンランドから連想する事柄は数多く思い浮かぶ。

なぜこんなにも、
日本人にとって馴染みの深い国になったのだろうか?

それは、フィンランドの豊かな自然の中での暮らし方が
我々日本人を惹きつけているからに違いない。

例えば、日本とほぼ同じ国土面積に対して、
北海道と同等の人口(約551万人)という少なさや、

夕方前には退社をして
家族との時間を大切に過ごす
健康的なワークライフバランスなどを聞いて、

ぜひ一度はフィンランドに住んでみて、
同じ暮らしを体験したいと思うのが正直なところ。
この肉体で、今世を生きる人生は一度きりだし。

肝心のフィンランド語は、語源が英語と違うので
覚えるのがとても難しい。
子音と母音が交互に並ぶので、こんな感じ↓

初めまして = Hauska tavata!(ハウスカ タヴァタ)
ありがとう = Kiitos! (キートス)

通称・殺人的な言語と言われているが
日本人にとっては、ローマ字読みから発音しやすそう

ちなみに、
日本は先進国の中でも有数の森林大国で、
国土の3分の2は森林地帯。(約70%弱)

それ以上に凄いのが、
フィンランドは国土の80%が森林地帯であること

フィンランドの歴史


ソ連とスウェーデンの支配下から独立
1990年 旧ソ連が崩壊
→フィンランド人が母国へ戻ってくる

1917年 ロシアから独立
→歴史的に新しい共和国であるため、
 フラットな社会で構成されている

1999年 難民の受け入れを開始
→フィンランド語、文化を積極的に
 学ぶことを条件に難民にも就労支援を開始する
→シリアの内戦から逃亡する難民と、
 フィンランド人の福祉の取り合いで揉める
 (不公平、難民のただ乗り)

2008年 経済景気悪化
→移民と現地民の仕事の取り合いが発生

2017年 少子高齢化 問題
→異国から有力労働者の受け入れを開始
※プログラミング、医師など 

2019年 自国で世界最年少のサンナ・マリン首相 
→34歳で就任、3人目の女性首相となる
 レインボーファミリーに育てられた🏳️‍🌈
2020年度 コロナ感染者数
世界保健機関(WHO)によると
フィンランドは、EU内で最も少なく、
最新の世論調査では8割以上の人が
マリンの政治手腕を評価しているそう。


今回のメインテーマへ

フィンランドの学生は、
人生曲線を小学校1年生の時点で考える

でも、自分の人生をどう決めて、
どうやって生きていくの?

その考え方を育成するために、
学校側は、学生たちでスクールライフを構築させるよう、あらゆる仕組みを用意している

生徒会、Student制度が積極的に行われる

どうやったら学校生活を楽しく過ごせるか?
→答えは、自分達「生徒の責任」に委ねられる

「やりたければ自由にどうぞ、全てはあなた達次第」
これがフィンランドの学校側のスタンス

それだから、
いつも学生同士で話し合う時間が設けられている

例えば
「遠足に行きたい!」
「遠足の費用はどうやって集める?」

生徒が生み出した答え
「バザー、ディスコ、イベントを
 自分達で開催して、資金を集めよう!」

他には、
「普段通り、気分をリラックスさせて勉強がしたい」
「もっとラフに学校に通ったっていいじゃないか」

「パジャマdayを設けて、寝巻きで登校しよう!」
フィンランドには、
バスローブで登校することが許される日が存在する。
さすがサウナ大国

将来は自立して生活していく為に役立つ授業として、
中学校でキッチン、アイロン、お金の使い方を学ぶ

よくフィンランドの家庭科室には
家庭と同じように、壁に包丁が磁石で引っ付いているそう

日本の学校で同じことをやれば
直ちに保護者会で言葉の弾丸が飛んでくるだろう

②フィンランドの教育システム
基礎教育(9年間)
※ここで将来の生き方を決めておく

高校(3年)…進学率50%
or
職業学校(3年)…進学率50%→労働経験へ

大学
or
高等職業専門学校

※学校では、生徒カウンセラーの助けがある
※フィンランドでは、ギャップイヤーを取る生徒は少数
※基礎教育後の進路が決まらない、又は成績を上げて再チャレンジしたい場合、学生は10年生を選べる 

ちなみに学生であっても、1週間で簡単に起業ができるのがフィンランドの強み
学校側の支援やサポートが手厚いから^^

そうやって勉強以外に、
打ち込むべき価値のある経験が根強いのも魅力

それらを経験して、
「私でもなんとかやっていけるんだ」

この自信が積み重なって自立につながる
勇気を持って繰り返していくことで自立に繋がっていく
学生期間中も、勉強だけでなく
学校外に飛び出して体験することが多い

例えば、中学2〜3年生の職業教育という
就職活動の一環で2週間の職場体験がある 



さらには、
高校2年生で行われるミュージカルの大会では、
1週間で2回練習に参加するそう

余談
個人的にこれめっちゃ参加したい
ヒロインじゃなくていいから
ザックエフロン似の男の子を主役に抜擢して
モブ役でサポートして盛り上げたい

③フィンランドの義務
男性は、18歳を過ぎると
30歳までに軍隊に入隊して、1年間鍛えられる
集団生活の中で
立派な男性へ成長していく過程が自立への道

以上が学びでした。


日本から1番近いヨーロッパと言われている国

私は絶対に絶対にフィンランドに行って
北欧3カ国を旅すると決めているので
情報収集を楽しもうと思う

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