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私の母校について

ここの高校でよかったなと卒業してからふと思う
今過ごしていて高校のあんなことやこんなことが活きている、繋がっていると感じることがある
今回はこういう高校もあるのかと思っていただければ幸いだ

ビジネス×英語のカリキュラム

ビジネス
高校1年生の段階でビジネス基礎や簿記、情報処理などの科目がある
また、全員全商簿記実務検定3級を受けなければならない
2年に上がるとマーケティング、財務会計、ビジネスコンピューティングの中から選ぶようになる
私はビジネスコンピューティングを取りPhotoshopやIllustrator、Premiereを実習した
地域のポスター制作が最終課題でとても実践的な科目だった
3年では経済や広告企画、商品開発などなど様々な科目から選ぶ
SDGsや社会課題について学ぶソーシャルビジネスという科目を私は選んだ
JICA地球広場という施設の見学に行ったりJICA職員が来校し貴重なお話が聞けたり他では体験できないようなことができた
最終発表ではパラグアイの特産品であるゴマを日本で広められないかというテーマでプランを考え英語でポスターセッションを行った
チームでプランを考えリサーチをし英語を組み立てポスターを作っていく過程は大変だったがとても有意義な時間だった
この科目での学びが今の私のエネルギーとなっている

英語
校舎の隅にEnglish roomという絵本から洋書まで幅広い英語の本が所狭しと置いてある部屋がある
高校1年から3年まで多読という英語の本を読みまくる授業がある
また比較的英語の授業はアクティブな内容が多い
プレゼンテーションやグループワーク、ペアワークなどだ
プレゼンテーションでは100words~200wordsの文量を一から考え暗記しクラスメイトの前で発表する
最初は全く慣れず頭真っ白になったらどうしようとあわあわしていたが3年になると落ち着いてできるようになった
Google翻訳禁止という条件の中自分の英語で構成を練っていくので発表自体言いやすかった気がする
3年間で相当な数のプレゼンをやってきたので人前で話すことがそこまで苦ではなくなったのは確かだ

学校外

ある先生が立ち上げた団体があり、そこではバラエティーに富んだ体験ができる
コカ・コーラやANA、テレビ東京などなど大手の企業見学に行けたり、地域のお祭りのお手伝いやこども食堂のお手伝いができたり価値ある体験が味わえる
中々見ることができない企業の舞台裏を肌で感じられた
またこのような現状なのかと実際に参加することで見えてくること・わかることがあった

入試

友人に入試の実情を話したらとても驚かれたほど私の高校の大学入試は特殊だ
まず一般入試の割合が圧倒的に少ない
約200人いる学年で1~2割くらいしかいない
大多数を占めるのが総合型選抜(旧AO入試)と推薦だ
先ほど述べた簿記や英語を検定といった成果となるものに換えそれを入試に活かす人が多い
付け足すとカリキュラムがそもそもの一般入試向けではないということがある
数Iまでしかない、理科系の科目が少なめ、世界史が2年日本史が3年という配分などこのような現状がある

以上のように母校について自分自身が感じたこと含めてまとめてみた
3年間過ごしてみて将来を見据えた内容であったと強く感じる
冒頭にも述べたようにこのような高校があるのかと思っていただければ嬉しい

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