9月の種まき (ニンジンさん・ベターリッチ・五寸人参)
昨日(2023・9・5)に人参の種を
畑におろしました。
昨年11月頃、父が腰を痛めて手術して入院
してしまってから農作業が辛くなったようで
私がサツマイモ掘りをきっかけに
家庭菜園を引き継ぐ形になってしまった。
草取りや農作業、庭仕事は好きで
自分のやりたい時、気が向いた時だけ
やっていたけれど、家庭菜園とは言え
畑全部を引き受けるとなると少し
荷が重くも感じていて、始めた頃は
芋掘りも草ボーボーになった畑の整理も
どこかで「なぜ私ひとりだけで…」と
苦痛に感じたりで何もしない父や母
旦那にまでもイライラする事も最近まであった。
でも半年続け、もうすぐ1年経つ農作業。
最近は畑が自宅の前にあり、大好きな栗の木や
金柑、すだち、八朔、レモンや梅の木
柿の木などが植えられている上段の畑。
好きな野菜が自由に植えられて、水場となる
井戸まで備わっている下段の畑。
家庭菜園をやるには十分な広さがあり
畑までの移動時間ゼロなのもかなりの
魅力だよなぁと実感出来るようになった。
自分の部屋からカーテンを開けると
私の畑が目の前に広がっている。
少し離れた所に田んぼもあり、ここは
知り合いの方にお米を作ってもらっていて
もし、自分でお米を作りたいと思えば
作る事だって出来るんだよなぁと
農に関してはかなり恵まれていると気付く。
慣行農法でたくさんの肥料や資材を
使ってきた父の畑。おじいちゃんも
慣行農法でたくさんの野菜を作っていた。
そんな姿を見ていたので、畑に化学肥料や
農薬を撒くことは必要で当たり前なのだと
思い込んでいたけれど、YouTubeで
色々な農法を調べていく中で「自然農法」に
出会ってしまった。
自然農法は無肥料、無農薬、耕さないが基本。
ホームセンターでビニールマルチや牛糞堆肥
色々な資材を買うにもお金が掛かっていた。
重いし保管も撒くのも設置するのも大変。
無肥料、耕さない。そして無農薬で
虫や鳥、草や自然と共存しながら季節を感じ
野菜や果実を育てていけるような畑になれば
こんなに嬉しく心から望む畑はない。
私も徐々に自然農へ切り替えていこうと思い
YouTubeや本を何冊か買って学んでいる最中。
早速、秋冬野菜から黒いビニールマルチは使わず
草マルチに挑戦してみました。
**自然農法の学びの先生方**
そーやん(橋口創也さん)
竹内考功(あつのり)さん
菌ちゃん先生こと(吉田俊道(としみち)さん
島の自然農園の山岡亨さん
瀬戸内まいふぁーむの山内実さんを
主に参考にさせて頂いてます。
菌ちゃん農法で頑張ってみようかと最初は
考えて、オンライン講座も受講してますが
今年のこの真夏の暑さと、丸太や材料を
集めて大きな黒マルチを使うことが
私の中では難題となり…(悩)
やはり基本中の基本、草を刈り畝に敷く。
草を狩っては畝に敷く…刈っては敷くの
繰り返しを実戦してみようと思いました。
そして昨日(23・9・5)に人参の種おろしを
しました。(種をおろす←種まきの事)
人参の畝(うね)です。
南北畝でビニールが破けてしまっているハウスの
骨組みの中の草対策でニンジンを植える事に
しました。反対側には余った種芋のジャガイモ
デジマさんが植えてあります。
人参の種は去年買って放置していたものを
使ったのですが、有効期限を見るとなんと
どちらも23年5月末日ではないか!!
期限きれとるーーー
ちゃんと発芽してくれるのか???
心配すぎるけど種をおろしてみました。
自然農法の事など知らない頃に買った種なので
ペレット種子やホームセンターの種は
良くないのかもしれません。
でもこの子たちも捨ててしまうのは
とても可愛そうだし出来ないので
今年の人参ちゃんたちはこの子たちが
元気に芽を出してくれる事を先ずは
心から願うばかりです。
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