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【イタリア私立医学部】カトリック大学(ボルツァーノ)の出願締め切りは4月25日まで!《UniCatt@Bolzano》

Ciao! イタリア国立医学部生のNobuです。

今回は、イタリア私立医学部「Università Cattolica del Sacro Cuore (カトリック大学)医学部英語コースのボルツァーノキャンパス」の出願締め切りのお知らせ記事です。

出願登録締切:2024年4月25日6:59(日本時間)

カトリック大学医学部英語コース(ローマ)の1次募集は終了しましたが、カトリック大学医学部英語コース(ボルツァーノ)にはまだ出願のチャンスがあります。

イタリア私立医学部に興味がある方は、ぜひこの機会に受験してみてはいかがでしょうか。

それでは早速、カトリック大学医学部英語コース(ボルツァーノ)の2024/2025の入試概要を紹介します。



Università Cattolica del Sacro Cuore(カトリック大学)とは?

大学公式HPより

Università Cattolica del Sacro Cuore(サクロ・クオーレ・カトリック大学)は1921年に設立され、ミラノ、ローマ、ブレシア、クレモナ、ピアチェンツァにキャンパスを持つ、ヨーロッパで最大規模の総合私立大学です。

イタリアの私立大学では珍しく、医学だけでなく、法学、経済学、文学、哲学、心理学、教育学、理学など多岐にわたる学部を擁しています。

世界大学ランキング(QS world university ranking)では、全17の分野でTOP350以内に、医学分野ではTOP200にランクインしています。

医学部英語コースは、ローマキャンパスとボルツァーノキャンパスの2つでおこなわれています。詳しい情報は、大学公式HPをご覧ください。


大学パンフレット:こちら



カトリック大学医学部英語コース(ボルツァーノ)の特色

カトリック大学医学部英語コース(ボルツァーノ)は、2024年9月に新設される医学部英語コースです。

カトリック大学の医学部英語コースは、すでに2013年よりローマキャンパスで開講されていますが、新たにイタリア北部のボルツァーノのキャンパスに新設されました。

今までイタリアの私立医学部英語コースは、ミラノかローマの2大都市にしかありませんでした。


しかし、ボルツァーノに医学部が新設されることで、

・都会の喧騒を離れた場所で医学の勉強ができる
・ドイツ語とイタリア語が使われている都市で学べる
・生活費を安く抑えられる

など、今まで私立イタリア医学部を検討していなかった人にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。


そしてこのコース最大の特徴は、イタリア語とドイツ語の2ヶ国語で臨床実習がおこなわれる点です。

そのため、卒業時には3ヶ国語を習得することができ、英語圏、イタリア、ドイツ語圏で働くという選択肢ができ、将来の幅が広がります。

また、1~3年次までしっかりとイタリア語とドイツ語がカリキュラムに組み込まれているため、自分で0から勉強する必要がないことも嬉しいポイントですね。


ボルツァーノという、地中海と中央ヨーロッパが融合した文化と美しい景観の街で、マルチリンガルな医師を目指すことのできる、他にはないとても魅力的な医学部と言えるのではないでしょうか。

詳しい情報は、大学公式HPをご覧ください。


※ 入試分析をはじめ、詳細な大学の概要や入試情報、enrollment の方法などはnoteの別記事で解説します。


「どの大学にしたら良いか分からない…」と迷っている方に向けて、志望校選びに失敗しないための4つの基準について解説しました。

こちらの記事もあわせてご確認ください。


カトリック大学の入試情報 2024/2025

Non-EU枠の受験の場合、試験はオンラインで実施されるため、安定したインターネット環境さえあれば、世界中どこからでも受験することが可能です。

・受験資格:12年の教育を受けていること(日本の高校卒業程度)
・出願締切:2024年4月25日6:59(日本時間)
・筆記試験:2024年5月18日
・合格発表:2024年5月23日(EU枠)、 2024年5月28日(Non-EU枠)
・募集人数:EU枠50人、Non-EU枠10人
・受験料:€200
・受験方法:オンライン(non-EU受験生)
・試験形式:筆記試験

※ EU枠とNon-EU枠で出願方法が異なります。ご自身がどちらに該当するかこちらから確認できます。

※ IB(国際バカロレア)出身者は、追加の要件があります。忘れずに出願前に確認してください。

詳細は、募集要項についてご確認ください。


入学試験について

入学試験は筆記試験(オンライン)で行われます。


入学試験の概要

入学試験は試験時間65分、全65問の5者択一式でおこなわれます。各分野ごとの問題数は下表のとおりです。

入試の点数は、加点・減点方式です。

・正解:+1点
・不正解:-0.25点
・未解答:0点


合計得点が20点未満の場合は、無条件で不合格となります。

確実に合格するために早い段階から入試対策を始めておくことを強く推奨します。特に他の医学部とは異なり、宗教(カトリック)に関する問題もあるため、入試本番でどのような戦術を取るかなどを事前に考えておきましょう。

※ 詳しい入試対策方法や高得点の取り方などはnoteの別記事で解説します。


受験の大まかな流れ

この章では、カトリック大学の受験の流れをざっくりと紹介します。詳細は大学のHPや募集要項でご確認ください。


1. 出願登録をする

オンラインで出願登録をおこないます。

大学のポータルサイトのアカウントを作成後、願書(application form)に必要事項を記入します。

その際に、パスポート、高校の卒業証明書と成績証明書のアップロードが必要となります。

出願登録はこちら


2. 受験料(€200)を支払い、出願する

日本のクレジットカードで支払えます。

稀にセキュリティなどの問題でクレジットカードが使えないことがあります。その際はPayPalなどの別の支払い方法を選択することで解決できる場合が多いです。

支払いが終わり、願書を提出すると、“Thank you for submitting your application!” と表示されます。

これで出願手続きは完了です。


3. 入試対策をおこなう

出願手続きが完了すると、約3000問のテストシュミレーターにアクセスできるようになります。入試問題と同じ形式で何回も反復できるため、可能な限り多くの問題を解いて、試験対策をしておくのがオススメです。

※ 詳しい入試対策方法や高得点の取り方などはnoteの別記事で解説します。


4. オンラインで試験を受ける

オンライン上で入試を受験します。スムーズに入試を受験するために、当日の注意事項は募集要項や大学からのメールで事前に確認しておきましょう。


5. 合格発表後にPre-enrollmentをおこなう

合格発表日から2024年6月5日までに、オンラインによるPre-enrollment(事前登録手続き)を行う必要があります。

また2024年9月6日までに英語資格試験の証明書の提出が必要です。

Pre-enrollment(事前登録手続き)をおこなわないと、入学の意思がないと見なされ、合格が取り消されるので、注意してください。

詳細は募集要項で確認してください。

※ カトリック大学の過去の入試分析をはじめ、詳細な大学の概要や入試情報、enrollment の方法などはnoteの別記事で解説します。


まとめ:私立イタリア医学部を受験しよう

一般的に、新設の医学部は倍率が低くなることが多く、初年度の今年は狙い目です。

イタリア国立医学部の人気が年々上昇している中、滑り止めとして私立医学部の受験を検討されている方や、マルチリンガルでグローバルな医師を目指す方など、カトリック大学医学部英語コース(ボルツァーノ)を是非受験してみてはいかがでしょうか。

「イタリアの医学部や他の国の海外医学部についてもっと知りたい!」という方は、note (mirunote@イタリア医学部)をご覧ください。実体験に基づいた、海外医学部に関する有益な情報を発信しています。

あわせて、オンラインチューターサービスも展開中です。海外医学部に関する相談や、イタリア医学部入試対策のオンライン家庭教師などを承っております。詳細はこちらをご覧ください。




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