インドで心に残ったこと

こんにちは。みるみるです。前、インドにはじめていくことになった時の話を投稿したのですが、読んでくださった方ありがとうございます。
せっかくですのでその時に体験したことで今心に残っていることを簡単に今日は書かせていただきますね~

1,デカン高原の緑

デカン高原の緑の大地をみました。バスの窓からだったかな、と思います。
人影がぽつぽつしか見えませんでした。
壮大な緑の地平線。
「こういう所で、人は出会って、別れて、それを受け入れて、
それぞれに生きていくんだろうな~。」
と思いました。

2,アジャンタ、エローラの石窟遺跡

エローラ石窟はインド最大の石窟。仏教、ジャイナ教、ヒンズー教の宗教の寺院群が一か所に集まる場所でした。
アジャンタ石窟群は断崖を550メートルにわたって断続的にくりぬいて築かれた大小30の石窟寺院群でした。

背丈以上もある大きさの壮大な石窟。
何年も岩をくりぬかれてつくられた像。
個人でなく、何人もが、何年にもわたって、彫り続けた意思の結果として後世に残された遺産。
私はそれを見た時に、
人間をそこまで突き動かすものである「宗教」について不思議な感じを持ちました。
「宗教」は人からそこまでの力を湧き起こさせる何かがある、
と漠然と思いました。

20年前に写ルンですで撮った写真です。

3,カオス

インドは、壁の上に座っていてぼーっとしているような人がいて、
すごい難しい顔をしている、でも話してみるとにこっと笑って、
その顔が人なつっこい、そのギャップな好きだな~と思いました。

ベナレスで沐浴をして祈っている人をみた後、路地裏に足を踏み入れると、
物売りの子供がずっとついてきました。その横を白い布につつまれた遺体が運ばれていって、子供が「body,body」
といいました。そして何でもないように、商売を続けました。
ここは生活も、生も死もすべてが、混沌としてそこにある、
と思いました。


私はこの旅の経験を自分の人生に生かしたい、と思いました。
それが、進路変更することにつながって、看護師という仕事にいきつきました。
そして、今年50才を迎える今になって、
また私の人生の目標は変わりつつあります。

人生いつまでも終わりのない旅のようなものですね。

いろいろふりかえりつつのたわいない話でした~。

では、今日はこの辺で~。



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