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極限まで節約する方法を考えてみる。電気編(ジョーク)

最近の物価高騰は深刻にも拘らず、わたしたちの給料はそれに見合ったほど上がりませんね。

そういうわけで、ここはあらゆる手段を使って節約する試みをすることで乗り切っていこうという趣旨です。都市部に住んでいることを想定します。

今回は電気代0を目指して頑張りましょう。

(このページはジョークです。もしかすると実用的なものもあるかもしれませんが、これを実践して起こったあらゆる損害について、私は責任を持てませんのでそのあたり注意をお願いします。また、よく見てみるとむしろ節約になっていないものもありますが、これはジョークなので温かい目で見ていただければと)


家電の電気代を考察

電気代が多くかかる製品は何かを見て、大きなコストがかかる家電を節約するのが良いでしょう。

大きな物を上げます

(円グラフから重要な点を抜き出しています)
・冷蔵庫
・エアコン
・テレビ
・照明

参考:https://www.env.go.jp/content/900446992.pdf(36P)

この4つが特に大きなものですから、これらをどうにか節約できればいいですね。

冷蔵庫

冷蔵庫は現代では必須だと思われています。

ですが、冷蔵庫が必須になったのは最近であって、少し昔を見てみると冷蔵庫のない生活をしていました。

ですから、我々も冷蔵庫無しで生活することも可能ではないかとできるわけです。


まずは、冷蔵庫がなくても保存できる食材を把握しておきましょう。

検索すると色々出てきますが、多くは次のようなものが冷蔵庫が不要なことが多いようです。

  • 穀物

  • 根菜

  • 生豆

また、常温で保存できるように工夫されている、缶詰のような食品が活用できるでしょう。食材を瓶詰めに加工してもいいかもしれませんね。

ただし、味噌や漬物のような食品は常温でも保存できそうですが、最近はかつて保存食とされていたものも大きく塩分が減らされていますし、最近の暑さは昔よりも深刻です。どうしても活用したければ自分で昔のような高塩分のものを作るしかないでしょう。

常温で保存するものにこだわらなくても、手間をかけられるのならスーパーに毎回買いに行ってもいいかもしれません。


使用できる食材を決めたら、そのなかで栄養がちゃんと取れるかどうかを計算しておきましょう。

こういう食生活は極端な食生活に当たるものではあるので、そういったことをきっちり計算しておかないと体を壊します。

一例として、私が食べているものを上げれば

  • 大麦

  • じゃがいも

  • ニンジン

  • 煮干し

  • 大豆

  • 片栗粉

  • 乾燥わかめ

  • サバ水煮缶

  • ザワークラウト(暑いときは作らず、また短期間で消費)

これらに、買い物に行ったときにたまたま安かったものを食べます。

じゃがいもやニンジンは少し痛みやすく、ザワークラウトは常温では味がすぐに変わっていきますし、そこまで保存性がいいわけでもないので注意が必要でしょうか。


家庭菜園も試みとしては有用であると考えられます。

もちろん、都市部の家ではかなり制限があるものですが、もしも利用できるのならば是非活用してみてください。

家庭菜園の良いところというのは、通常常温での保存が効かない食材であっても、生きた状態で保つことができるのでだめになるリスクを大きく抑えられるということです。

もちろん、手間はかかりますし、作物によっては農薬がどうしても必要になりますから、何を育てるかの選定がとても大事になります。

家庭菜園に似たもので家禽もありますが、これは都市部では困難なので検討することはないでしょう。

もはや趣味の領域に入るようなものとしてはアクアポニックスもあります。

金魚のような日本の環境でも十分外で生活させられるようなものに、クレソンのような半分水草のような植物を組み合わせるといいかもしれませんね。

金魚を食べることに抵抗がないのならば、常温で保存できる食材の幅が大きく広がります。

このように、自分で食材を作ることを考えれば、冷蔵庫なしでもいろいろできることは示されますね。

エアコン

夏についてはこれは難関ではあります。

冬は着込めばなんとかなりますね。ね?

これは家でいる限りは最近だとどうにもならないことが多いでしょう。

会社に行っているときは自分のお金でエアコンをかけているわけではないのでどうにでもなりますが、休みの日はどうすればいいでしょうか。

こういうときは外の施設に頼りましょう。そうすることでできるかぎりエアコンを使う時間を減らします。

用事があるならどこでもいいのでしょうが、特に用事がないときでも使える施設……。それは図書館です。

図書館は空調がある程度効いていて、しかも本が読めるので暇つぶしにも最適です。

ついでに勉強をしてみるとかすれば一石二鳥ですね。

真面目に言っても、昨今の夏は厳しいので家にいるならクーラーはどうしてもつけなければなりません。死んでしまいます。

私のように水道を定額(常識的な範囲で)使い放題の家ならば、水風呂に浸かるとかで涼を取ることもできます。しかし、そういう家に住んでいる人のほうが少ないでしょう。

テレビ

これは見ないことです。

代替の娯楽を探しましょう。

まずはラジオ。テレビよりは電気を使用せずに楽しめます。

私の一押しはやはり読書でしょうか。

本が高いという人もいますが、本は長く楽しめるのでコスパがいいです。少なくともテレビよりは。

本を選ぶ基準ですが、軽い内容の本よりもある程度内容の詰まった本が良いでしょう。

岩波文庫でも光文社古典新訳文庫でもいいのですが、やはり興味があるのは最近の話ですよね。

新書を色々見てみると良いと思います。新書はある程度内容が詰まった本が多いのに、そこまで高いわけでもないのでテレビを長く見るよりはよっぽど安いです。

最近ですとYoutubeやTiktokかもしれませんが、これらも閲覧にそれなりの電気を使うものです。

もちろん、大抵の図書館には一生かかっても読み切れないほどの本がありますから、エアコンの節約と合わせて、図書館を有効活用してもいいと思います。

照明

これはLEDに変えるなんかもいいのですが、そもそも昼間は天から光が降り注いでいます。

これを有効活用することで、昼間の照明は節約できますね。

夜はどうするかというと、そもそも部屋の全面を照らす必要はないわけです。

小さなライトを使って生活してしまえば、その分電気代は安くなりますね。

また、とっとと寝てしまうというのも手です。

その他細々とした家電の節約

炊事にかかるコストはIHの方ならば電気代だと思います。

ここは食事のすべてを一つの鍋に託して、保温調理鍋を使いましょう。

保温調理鍋なら長く煮込む料理であっても2,3時間ぐらいは熱源がなくても加熱し続けてくれます。

もちろん、一品しか料理がないのですが、手間も減るのでいいことづくめですよね。極限の節約を頑張りたいならそれぐらいはやりましょう。

そもそも、かつては今日のようにおかずを用意してみたいなことはしなかったわけなので、むしろこれは伝統の回帰ということで胸を張って生活できます。

品数の豊富さではなくて、その一品が美味しくて温かくてお腹いっぱいになる方が大事だと思いますよ。


給湯は電気で風呂を焚いていたりするなら、お湯を節約することで節約できます。

よく言われるのはシャワーのみにするということですが、ここは極限ですから、冷水を使いましょう。

冷水を使ってシャワーをすることで給湯については電気代をほとんどカットできます。

心臓の悪い人や子供、お年を召した方はやめておきましょうね。


洗濯や乾燥はいまだと電気を使うのが当たり前ですが、昔は電気を使っていなかったのでたらいで洗うことも可能なはずです。

洗濯については手洗いを徹底することで電気代を大きく節約することができます。

また、大きなたらいは布団を洗うときにも使えるので無駄になりません。

たらいを買うのが嫌なら風呂釜を使うといいでしょう。

乾燥については、せっかく太陽光があるのですから、外で干すといいですね。

そもそも、洗濯乾燥は乾燥が電気代の多くを占めていますから、乾燥を使わないだけでも多くの家庭で節電目標を達成できるでしょう。

ちなみに、クランクを回すタイプの洗濯機もあります。

これは一人暮らしだと少ない洗濯物を頻繁に洗えるのでむしろ便利かもしれません。手間はかかりますけどね。

もはや電気代を減らすことために手段と目的が逆転したもの

これはジョークで書いているので、ここからはまるっきりジョークのアイデアです。おそらく、電気代を減らした分以上にお金がかかります。


家で発電できるかということを考えてみます。

そもそも、家で発電できたら、数々の節電策を取ったとしても残るスマホのような節電できないものも、電気代から浮かせられるかもしれませんし、面倒な節約策も取らなくていいかもしれません。

家でできる発電といえば太陽光発電と人力発電です。

太陽光発電は設置と時々の角度調整以外に全く労力のかからない素晴らしい発電です。

もはや手段が目的になったあなたなら、電気代を減らすためにモバイルソーラーはかなり検討の余地がありますよね。

次に人力発電を考えてみます。自転車やエアロバイクに発電システムを付けて発電するものです。

これは労力と時間の割に発電量が少ないので全く役に立たない。そう考えていました。

しかし、よく考えてみると運動不足の解消のためにエアロバイクを買うという方なら、運動不足の解消ついでにわずかながら発電ができるので、むしろ有用なのではないかと考えます。目的が違うのなら役に立つ例ですね。


照明を別のものに変えられないかということを考えてみます。

例えば、灯油でランプをつければそれなりの明るさが得られますし、案外燃費も悪くないので電気代を減らすには役立ちますね。

また、部屋に物が少なければ薄暗くてもなんとかなります。

都市部では街灯がありますし、アパート住まいの方なら廊下に照明がついていたりしますから、それを頼りに生活することができます。


電気契約の解約を考えてみます。

あらゆる使用する電気を拒否し続けていたら、いつしか基本料金だけ払っているということになります。この項目を真面目に検討している方なら、それが理想の地点になるでしょう。

そうなれば、電気契約を晴れて解約です。

まとめ

極限節約ですが、電気代の節約について言うならば、そんなにネタになるようなものはありませんね。

裏を返せば、必須の電気はあんまりないと言えると思います。もちろん、冬場のお湯や夏場のクーラーのように、命を維持するための電気というのはあります。

みなさんも電気代の節約をしましょう。この記事の趣旨である手段と目的を逆転させてでも!

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