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韓国ドラマ「ハピネス」が面白かった。

ここ最近、没入感のあるドラマを求めて、1話だけ観てなんか違う…を繰り返し、最終的にたどり着いたのが、

2021年11月に韓国で放送された

「ハピネス」

これ、最高でした。

日本ではまだ楽天vikiでしか配信されていないので、観れる人の方が少数派だと思いますが、めちゃくちゃ良かった。

これは早くNetflixなど配信にきてほしい……!(Netflixに配信リクエスト送りました。もっと多くの人が観れると良いな〜。)

ざっくりジャンルわけすると、ゾンビドラマなのですが、ヒューマン要素多め。

韓国の他のゾンビもの「今、私たちの学校は」「新感染」がゾンビレベル5だとすると、「ハピネス」のゾンビレベルは2くらい。

他のゾンビものとちょっと違う視点なのが、「ゾンビ」ではなく「狂人病」という感染症であるということ。

これがなかなか面白かった。

一回感染したらアウトな「ゾンビ」と違って、「狂人病」は、潜伏期間がある。

発症すると人の血を欲して噛み付くのだけど、必ずしも発症するとは限らないし、発症後も症状が落ち着いている間は普通の人間と何ら変わらない。


人なのか、人ではないのか。
殺してしまうのは、殺人なのか。
もし、自分の家族が感染してしまったら…?

その葛藤が面白い。

ヒューマン45%、ゾンビ35%、ロマンス20%

といった具合でした。
ゾンビや怖いのが苦手な人でも、これは見れると思う。

「狂人病」を「コロナ」に置き換えながらみると、コロナが広がり始めた頃の混乱を描いているようで、とてもリアル。

これを2021年の11月に放送できる韓国ドラマ業界の、世相をすぐに作品へ反映できるスピード感はさすがだなぁと感じました。

「ハピネス」企画コンセプト

“コロナ前の世界は今、もう二度と来ない。生活の中の防疫活動が、私たちの日常になるだろう”
「基本」と信じ、「日常」とされていたものがなくなっている。
日常が崩れて、既存の価値が崩れ始めると、ほとんどの人々は、これまでの人生に満足しているかに関わらず、大きな変化なしに人生を維持されることを望むものである。

変わらないのはどのような状況でも幸せを追求したい人の心だけだ。

本作品は、コロナが終わった近未来を背景に従来、価値があるとみなされていたものは、生存を脅かされる時も変わらず維持されるのか?
そして、そんな時であっても、変わらない価値は何なのか?と問いかける。

TVN公式サイトより抜粋


あと、とにかく主演の2人が美しかった。眼福。

音楽や俳優の演技も良くて、ぜひ多くの人にみて欲しいので、配信先が決まりますように。

ではでは、アンニョン^^

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