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日本がいつまでも不景気の理由

まずこの記事は煩雑なデータによる個人的な感想です。
他意はないですがおそらくこうだろうという予想ですのであしからず

この国がなぜ15年の間不景気か。

まあ一度不景気に入ったからだ。
そしてこれは日本だけの問題なのだが時期に諸外国でもなるかもしれない。

さて、日本が不景気に突入してどういうことになってきたかというと大恥なのだが15年ずっと低迷。実質賃金はマイナスといった大挙を成し遂げている。

不景気の仕組み

で、昨日勉強したばかりで申し訳ないのだが。
この不景気という奴は

会社員→会社→社会→会社→会社員

という風にお金が回っているわけだが、
その総量が減ることで起こるのである。

簡単な話だ会社員が8割占めている世の中。
お金は色々なところを旅をして結局自分のところに戻ってきているだけに過ぎない。

定食屋で食べた500円のご飯。
その500円が設備代になり、ガス台になり、労働賃金となるのだ。

総量が減れば必然と全体が苦しくなるのは明白だ。これはケインズもそう言っている。お金を使って初めて経済が良くなるといっている。

さて、では総量を減らしたままだと大変なことになるのはわかるだろう。給料が減っているのはこの総量が減っていることに他ならない。
では、総量を増やすにはどうすればいいだろう。

答えは増刷である。日本銀行が増刷すればいいだけなのだが。
ここでまた大問題が出てくる下手に国がばらまけばやる気を損なうと。
そしてお金をばらまけば乞食のような存在が出始める。これも必然だ。
ここら辺が昨日勉強したところだ。

ではどうする。答えは公務員を増やせばいい。しかし、実は公務員でなくても良い。公共事業に参加さえさせてくれれば本来は別に誰でもいい。

ケインズは公共事業を展開して無駄な労働。無駄な雇用を増やすべきだと語る。あの人は皮肉交じりではあるがどこかのだだっ広い草原に穴を掘ってお金を埋めて探させて掘り出させるという公共事業をしたらどうだろうかと。

それで簡易的にも労働をしてお金を手に入れたわけだから面目は立つということらしい。これにはひどく呆れて納得した。

では公務員がお金をガッポガッポと地方に使ってくれるだろうか。
答えはつかっちゃいる。議員が平民は海外米でもいいやん!とか言ってるさなかやっぱりお米はコシヒカリ!といって高級米にお金を叩いている。

ムカつくことだが一応は使ってくれているのだ。これは良いことだ。
しかしそれでも消費が足りない。全く足りんのだ。

もっともっと公務員にはムダ金を使ってもらうほかない。

しかし、それはそれとして、ここで疑問に思うのは公務員が使ったお金がちゃんと下流に流れているのか?と問われると少し怪しい。

公務員から離れたお金というのはもう自由意志を持ったお金ということになる。だから公共事業的な国の息がかかったお金ではないのだ。

では消費に至る工程があるとしよう。

国→公務員→上流会社→上流社員→下流会社→下流社員

と若干いやいやながら国の構図を書いてみた。
労働者は労働者だ。上流も下流もないが。
こういう風にお金が渡ることは事実だ。

これが上流会社のみで回っていたら?

国→公務員→上流会社→上流社員

まあ、下流が死ぬわけだ。経済の範囲を切り捨てたに他ならない。
いずれ自分の首を絞めるのでそんなことはしないはずだが。
(ネジとか職人的なものにお金を払わなくなったら自分たちの製品が作れなくなるからである。)

公務員は確かにお金を使っているかもしれないがその上側で止まっていたら
そこで止まる仕組みなのだから仕方がない。
一端の問題はここにはある。

お年寄り箪笥貯金問題

さて、話は箪笥貯金となる。
箪笥貯金とは箪笥の奥で貯金して忘れられているお金のことだ。
これがお金が動かなくなっている理由の一端。

使わないから死金となっている。お金とは死んでから冥界に持って行っても使えないものなのだからせめて銀行に預けてくれと思うばかりだ。

これも経済が衰退した理由だ。
お金という走る人ががいつまでたっても観戦席で黙っている状態なのだからそりゃぁ結果は目に見えている。それだったら銀行に預けてくれた方が株式取引とかに裏で使っているわけで。経済活動に参加できているという訳だ。

たぶんお金がないニートよりお金を働かせない金持ちの方がたちが悪い。ニートは一人で迷惑を掛けようがないが。お金を黙らせるというのは世界に迷惑をかける。

新しいお金持ちの誕生

さて上記二つで理由を書いたが今回この記事を書こうと思ったのはこの理由がある。非常に簡単に思ったのだが、いくら年寄りが~とか公務員が~と言ってはいるがいささか数字の割合がデカくないか?と。

言葉を濁して伝えようとしたが無理なので率直に書くと。平民の中から経済貴族になる人がたくさん出てきてしまったからということだ。

所謂日本のジェントルマンが増えたということ。ジェントル階級という奴だ。もともとは貴族ではないが経済活動を通して豪族に成り上がった階級をジェントル階級といった。転じていまのジェントルマンになったそうだ。

話がそれた。ようは私産で会社を立てれる人は貴族でそれ以外は平民という訳だ。田舎だとこれが顕著だ。お店を持っている人は昔の先祖が豪族である場合が非常に高いのだ。

つまり日本は自由に働いているように見えていたが、そうではなくて見えない規範の則った貴族主義的な社会主義で民主主義なのだと思ったわけだ。
再三いうがあくまで主観だ。

では、そんな規範の中本来は貴族へ必ず戻っていたお金が貴族に戻らず平民の一日10万とかしか使わない人のところにお金ががっぽり集まったらどうなるだろう。使う訳がない。

僕は平民が力をつけて平民にお金が渡ってしまったから貴族が回すお金が無くなった。ということなのでは?と思ったのだ。

つまり僕の中では…税金をがっぽりとるのは間違いではないが。消費税ではなく企業優待でもなく。こういった人たちからお金をいただくべきなのだろう。しかし、タダいただくのは馬鹿でも嫌なものだ。海外に逃げてしまう。

だから正直な話。すごい無理な話をしているのはわかる。
でもひとまずは日本に残ってくれるように税金を節税する方法を国内に作ったりしてもいいのではないだろうかと思うのだ。
それでも国から出ていくことは仕方がないが……今度は逆に海外から来てもらえばいいと思う。日本の治安の良さ、水が生で飲める。医療も素晴らしい。食文化も進んでいてトイレもキレイ。そんな中で日本に行けば税金を節約できて経済回せる!?ってなったら出ていった分なんてすぐ戻ってくると思うのだ。

まあ、ここまで色々書いたが。所詮は素人の戯言だ。
上手くいかないことがあるのだろうと心情を察する。
僕だったら絶対政治家になりたくない。面倒すぎる。

そう思ったところでこの話は終わりだ。


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