とても美しかった熱海の海

海岸線をドライブしていると無性に海が見たくなります
後続車がいないことを確認すると時速は20キロ
海を見たり、前を見たりしながら運転します
そうです、やってはいけない脇見運転をしています
それではいけないと思い、車を止めて海を見るのですが、
海を見るには少しだけコツが必要です
それは、少しだけ離れて見ることです
何故でしょう、それは、海岸が見えるとゴミが目に入るからです
なので、海は海岸が見えない角度から見ると決めています
波、岩、鳥、そして、青空とのコラボの美しさは言葉では言い表せません
結果として、私はどこへ行っても、海は美しい、でも、海岸は汚い
そう思っていました

2010年か、2011年頃の話です
友人に誘われ熱海旅行をしました
さっそく、熱海の海岸を歩いてみました
ゴミが一つもなかったのです
そこで、海岸の底を覗いてみました
「え、空き缶、空きビンが全然ない」
海の底に沈んだ缶やビンを取り除く作業は簡単ではありません
誰が海の底を掃除しているのだろう
そこで、勝手な想像をしてみたのです
誰が熱海を奇麗にしているのか
・地元自治体の人達
・地元商店街の人達
・地元町内会の人達
・地元の学生達
・熱海を愛する有志やボランティアの人達
誰であっても、地元を愛する気持ちはしっかりと伝わってきました

奇麗な海、奇麗な浜、そこに立つ「寛一お宮」の像

寛一お宮の像

あれから、熱海へは行っていません
今でも、熱海の海はゴミの無い、美しい街のはずです
もしかして、今年行けるかも