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ミラティブの新福利厚生制度「MiLife(ミライフ)」誕生秘話を大公開

2/28(水)に、プレスリリースにてミラティブの新しい福利厚生制度「MiLife(ミライフ)」について発表しました。ミラティブでは、2024年1月から従業員のライフステージの変化に柔軟に寄り添う新たな福利厚生制度を導入しました。

今回は、ミラティブ労務の杉山が、「MiLife」導入までの背景・過程など誕生秘話を公開します。ミッション「わかりあう願いをつなごう」を掲げるミラティブが社員の声を聞きながら設計した「MiLife」について興味がある方はぜひ読んでみてください。

ミラティブでは「MiLife」以外でも、さまざまなライフスタイルに寄り添えるように「フレックス制度」「GLTD保険」「リモートワーク制度」を導入してきました。

「MiLife」の詳細についてはプレスリリースに書いてあるのであわせて読んでみてください。

「MiLife」に込めた想い

「MiLife」は当社の社名である「Mirrativ」と生活を意味する「Life」の二つの言葉をつなげた造語です。働く仲間の思いや日々変化していく生活環境と向き合い、そして寄り添い、ミラティブで「長く働けるように!」という思いを込めてつけました。

また、個々人の未来(みらい)を応援するという願いも込めています。

「MiLife」導入の背景〜介護離職がきっかけで制度をつくることに

ミラティブは創業から5年が経過し、従業員も120人規模にまで拡大しました。生活スタイルも多様化し、社員の数だけ存在するさまざまな生活の変化の中に、介護を理由とした離職が続いてしまう時期がありました。

このことがきっかけとなり、介護離職を少しでもなくすため、さまざまな案を出し合う中で、実はほかにもケアをしたほうがいいことがあるのかを改めて検討しました。検討を進めた結果、家族へのケアや一緒に働く仲間のケア、さらにはセルフケアを図る制度へ範囲を広げていきました。

今回は、介護も含めた家族ケア・仲間のケアにフォーカスした制度を導入いたします。現時点での「MiLife」はまだまだ「第一弾をリリースしたぞ!」という感じなので、今後も時代の変化にあわせたアップデートはもちろん、制度自体の拡充をしていく予定です!

「MiLife」の4つの制度

「MiLife」は大きく分けて「家族に関するケア」「介護に関するケア」「一緒に働く仲間へのケア」「セルフケア」の大きく分けて4種類あります。

特に強調したい制度は、やはり下記2つ。(この記事を読んでくださるみなさまも「珍しい」と感じてる方も多いのではないでしょうか)

  • 「家族に関するケア」での、同居しているパートナーや犬や猫といったペットも対象となる「家族ケア特別休暇」

  • 「一緒に働く仲間のケア」での、一時的にお休みをとる従業員を支えるメンバーへ2万円の手当を支給する「休職サポート応援手当」

いずれも従来の福利厚生ではカバーしきれなかった範囲・分野をカバーできるように設計しました。

他社事例も少ない中で、経営会議に起案した際は、コスト対効果や実効性の観点で、定量的な説明を求められました。これまでのデータや社内からの声に加えて、行動指針である"事実に学ぶ"を徹底し、離職に伴うコスト予測や、育児・介護等に関わる統計データを用いて説明しました。

互いに対話を繰り返す中で、当初は保守的な意見をもっていた経営メンバーの意見が変わるだけでなく、自分が体験していない「やりづらさ」「生きづらさ」といったモヤモヤに対して、想像し・わかりあうことの重要性を経営陣も含めて意識するようになりました。

ミッション「わかりあう願いをつなごう」を掲げるミラティブの福利厚生制度らしくできたと自負しています。実際に社員から好評の声をいただいた瞬間はとても嬉しかったです。

「家族ケア特別休暇」への反響が一番大きかった

「家族ケア特別休暇」については、パパママ社員からの反響が大きかったです。「介護」以上に身近なのが、家族、特にお子さんの発熱やケガへのケアについてでした。

制度導入に際してこだわったポイントとしては、誰もがその対象となることができる点です。

私が以前在籍していた会社では類似する制度として「子どもの看護休暇」というのがありました。もちろんパパママからの賛成の意見があった一方で、「子どもがいる人のみが優遇されるのはなぜ?」という声をきくこともありました。

そんな経験から誰でも使いやすい制度を作りたいという思いが強く、大胆に考えて、子どもに限らずパートナーや犬や猫のペットの不調であっても利用可能な「家族ケア特別休暇」としました。

実際に「MiLife」を利用する社員にインタビュー!

CASE1. 同僚が産休中のミラティブ広報担当者

Q. どんな制度を利用していますか?
2024年1月から、同じ部署の同僚が産休を取得しました。そのため「MiLife」のひとつである仲間のケアの対象になりました。その一環で、サポート手当として2万円の支給を受けます。

Q.  実際に利用してみてどうですか?
同僚が産休を取得することはとても喜ばしいことです。一方で急な人員補填が難しかったり、どうしても業務量が増えてしまう局面が多いのも事実です。サポートするメンバーとしては「気にしないで!」という気持ちだったとしても、休みに入るメンバーは申し訳ないという感情がどうしてもあるのではないでしょうか。そういった双方の状況や気持ちを汲み取るこの制度はとても素敵だなと思っています。

引き続き目の前の業務に気持ちよく取り組めるように、いただいたサポート手当は自分のリフレッシュに使いたいなと思っています。

CASE2. 年次有給休暇を自分のために使えるようになった女性マネージャー

Q. どんな制度を利用していますか?
2024年1月に「家族ケア特別休暇」を取得しました。

Q.  実際に利用してみてどうですか?
これまでは、子どもが発熱することがたびたびあり、看病でお休みしなければならず、年次有給休暇を子どもの看病で消化していく日々でした。

子どもの年齢制限がなく使えるところがとてもありがたく、今後も風邪だけでなくケガなどがあった際も有効活用させていただけそうな点がとても魅力的です。
また、この休暇のおかげで有給休暇も自分のリフレッシュのために使えるのがとてもありがたいと思いました!

さいごに

「MiLife」は、これからも働く仲間に寄り添って、時代の変化とともに制度もアップデートしていく、そんな社員の強い味方でありたいです!

ミラティブでは一緒に働く仲間を募集しています!もっとミラティブのことを知りたいよ、という方は、採用サイトへもぜひお越しください!


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