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祝!!テレビ東京「夢遺産」出演ーーテレビ取材のときに意識しておくこと【スタートアップ・ひとり広報さん必見】

こんにちは。ミラティブ広報の倉橋です。

2023年7月31日(月)、株式会社ミラティブの代表取締役 赤川隼一が出演したテレビ東京「夢遺産~リーダーの夢の先~」が放送されました。

8月7日(月)23:05 までの1週間限定で、TVer・ネットもテレ東にて無料配信されますので、「まだ見てないよ!」という方は、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

▼予告動画はこちら


ひよっこ広報担当者、人生初のテレビ取材に挑む

2022年、私は広報担当としてミラティブに入社しました。
とはいえ、広報職は未経験でした。スタートアップでの、ひよっこ広報としてこの1年間奔走してきました。

ゼロから広報への理解を深めていく中で、いつも助けとなったのは、他社の広報さんから惜しみなくいただける知識・情報・経験談の数々です。

そのため、テレビ取材を初めて経験した私の視点での振り返りをnoteで共有することで、今後テレビ取材に臨むスタートアップ広報さんの助けになればと思います。本取材は基本的に私ひとりで担当しました。ひとり広報さんにとっても、学びの一助になれば幸いです。

取材依頼〜撮影までの一部始終

赤川さんのインタビューシーンの後ろに映っていたブル太とミラビット

「夢遺産」への出演のチャンスは、唐突に舞い降りてきました。
ミラティブが開発・運営するライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」を知ってくださっていた番組関係者さまから、お声がけいただきました。

日々ユーザさんと向き合い、サービス向上に努める事業部に感謝です。

取材依頼〜撮影までの流れ

1. ミラティブに「夢遺産」担当者から取材依頼のご連絡がくる
2. 社内で検討し、取材および夢遺産出演を承諾
3. 番組構成の検討をするために質問(アンケート)に回答
4. 回答をもとに構成案が完成
5. ロケハン
6. ミラティブ社内で必要写真を用意→番組担当者に送付
7. 取材・撮影(赤川さんの撮影・物撮り含めて3時間程度)

ざっとした流れは上記の通りです。期間はおおよそ1ヶ月。

一連の流れで大切だと感じたのはスピード感です。
出演承諾、質問回答、写真の準備と撮影までに対応すべきことは決して少なくありません。「夢遺産」出演の広報的価値を広報責任者、代表の赤川さん、そして社内のみなさんが理解してくださり、最優先に取り組むことでスピード感を持った対応をすることができました。

撮影当日の流れ

1. 撮影スタッフがオフィス到着、撮影するための準備(約30分)
2. 赤川さんのインタビュー撮影(約30分)
3. 赤川さんの仕事をしている風景の撮影(約15分)
4. 写真等の物撮り撮影(約15分)
5. 撤退作業(約15分)

撮影当日は、3時間程度で全ての工程が終了しました。

「夢遺産」はオフィスでのインタビュー映像を軸に、幼少期〜現在に至るまでの大切なシーンを切り取った写真とともに人生を振り返る番組です。

ミラティブの場合、赤川さんのインタビューシーンと、その他のシーンが同じぐらい時間をかけて撮影されました。就業スペースやエントランスでの撮影もあるので、ふんわりとオフィス全体の様子が映ります。

実際に赤川さんのインタビュー撮影が行われた直後の部屋(機材がたくさん置いてあります)

テレビ取材では、想像しているよりも多くの映像素材を撮影します。さまざまの角度・画角からオフィスや人が映るので、広報としては要注意ポイントです。ここに関しては、前週から準備をしていたので、後述します。

初のテレビ取材を振り返る ーー次に活かせる学びと発見

初のテレビ取材を終えて、「よかったな」と感じる部分と「もっとできたな」と感じる部分どちらもありました。この場でも、振り返りをさせてください!

よかったこと

  • テレビ取材によって、社内のわかりあいが深まったこと

  • 事前準備があったので、スピード感のある対応ができたこと

  • 撮影を事故や遅延なく終えることができたこと

ミラティブは「わかりあう願いをつなごう」をミッションに、ビジョン「好きでつながり、自分の物語が生まれる居場所」を掲げています。この想いは創業時から変わっていません。会社も組織もそしてサービスも一貫性を持って運営されています。

取材は一見対外的なメリットが多いと思われがちですが、実際に広報活動をしていると、取材を通して言語化・映像化されることで、社内での理解や共感が深まる現象を多く見かけます。今回の「夢遺産」はその効果をより強く感じました。

もっとできたなと思うこと

  • 取材当日の様子をもっとSNSアップ用に撮影しておくべきだったこと

  • 放送前〜放送後にかけて、公開して良いことを口頭でも確認しておくべきだったこと

  • テロップやナレーターさんの言葉を意識して、取り組むべきだったこと

テレビ取材は放送日が決定すると、情報解禁に合わせてSNS等で告知を行います。番組側でももちろん告知してくれますが、ミラティブ関係者さま、クライアントさま、ユーザさんにも見ていただきたいと思い、ミラティブでも告知をすることにしました。

が!いざSNS更新しようにも、当日の様子の写真が全然ありません。オフィスにカメラが入っている様子や赤川さんがインタビューを受けている様子など、普段見れない姿こそもっと写真に撮っておけばよかったと反省しています。

点じゃなく線となる広報を実現する上でも、記録に残しておくことは重要です。その反省も込めて、このnoteを書くことにしました。

テレビ取材を経験して気づいた!今からでもできる準備について

今回のテレビ取材を受けて、「テレビ取材準備は、いつからでもはじめられる」ことを学びました。むしろ、テレビ取材が決まってからでは準備不足になることも多々ありそうなので共有します。

 「写真」は立派な広報素材である

赤川さんが音楽少年だったときの写真

「夢遺産」の撮影で、赤川さんのインタビューと同じくらい重要だったのが、赤川さんの幼少期から現在に至るまでの写真の数々です。路上で演奏している写真、ミラティブ創業時の写真など、たくさんご紹介いただきました。

これら全て、ミラティブでは、ドライブ管理されており、いつでもメディアさまに提供ができる状態として保管されていました。もし全てゼロの状態なら、1ヶ月で準備できたか不安です。

ユーザさんからいただいたイラストやポスターが飾ってある空間(就業スペース)

その他にも、Mirrativのユーザーさんが描いてくださった絵やこれまでユーザーさんにお配りしてきたMirrativグッズなどが、映像の端々に映っています。

Mirrativオリジナルキャラクターのブル太とミラビットがミラティブらしいやさしくポップな雰囲気を作ってくれました。

撮影直前の準備はリストにしておく

ミラティブ社のミーティングルーム

当社の就業スペースには、個室と言える空間はミーティングスペース以外ありません。ミーティングスペースも、ごらんの通りガラス戸なので、誰が何をしているか一目瞭然です。

その場合、心配なのは、日常的に使っている空間がそのままの状態でテレビに映し出されてしまうことです。

下記のリストは、テレビ取材初心者の私が心から「あってよかった〜!」を思えるリストになっています。会社やオフィスの状況によって、過不足あるかもしれないですが、参考になれば幸いです。

■オフィス
・撮影中使える大きめの部屋をはやめに予約をしておく
・オフィスにあるホワイトボード等への記載は全て消しておく
・書類、貴重品の管理を徹底する
・必要のないモニター、パソコンが映らないように移動させる
・食べ物や飲み物が散乱してないか撮影直前に確認する
・前日にガラスや窓等は拭いておく(手垢、指紋が気になる)
・前日にデスクの上の掃除をする(ほこりや汚れが気になる)
・前日にモニターの角度、位置は整頓しておく(角度や位置がずれているだけで雑多な印象になる)

■社員
・撮影日1週間前と前日に撮影日程と撮影範囲を全社員にお知らせする
・映る可能性がある社員には事前にお知らせし、許可をとる
・当日の服装はブラックリスト形式で共有する
・撮影はどうしても業務に支障がきたすとので、理解をしてもらった上で感謝と謝罪を徹底する
・撮影が行われる就業スペースは事前に知らせる

■取材対象者
・当日の服装はホワイトリスト形式で指定する
・当日のログは事前に共有しておく

※普段から当たり前にしていることやリスト化せずともできることも学びのため言語化しています。

最後に

ご出演いただいた赤川さん・社員のみなさん、「夢遺産」番組スタッフのみなさま、本当にありがとうございました。

また、撮影をあたたかく見守っていただいたみなさまにも感謝申し上げます。広報として、このような貴重な経験をさせていただけたのは、これまでの事業・サービスの成長があったからです。本当に感謝が尽きません。

そして、放送をすでにご覧いただいたみなさま、ありがとうございます。楽しんでいただけたら、嬉しいです。

まだご覧になっていない方はこの機会に覗いてみていただければ幸いです。

「夢遺産」の見逃し配信について

7月31日(月)から1週間・無料配信されます。
■ネットもテレ東:https://video.tv-tokyo.co.jp/yumeisan/
■TVer:https://tver.jp/series/sr5nf69ro5

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