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DAY20:これまでで1番の後悔

みなさん、おばんです。
ひよっこライターのみるぽんです。

毎朝、寒くてなかなか布団から出られない日々が続いています。
これからもっと寒くなると思うと、恐ろしいです。
風邪を引かないように、体調管理を大事にしていきます。


私の人生1番の後悔

私の1番の後悔は、大好きな祖父の最後に立ち会えなかったことです。
私は当時、中学生でした。
祖父はがんだったのですが、私の両親と祖母が本人にがんの告知を言わないことを決めていたそうです。
なので、おじいちゃん子だった私にも言わないでいたそうです。
祖父の前で落ち込んだり、うっかり話してしまうのではないかという懸念があったと聞きました。
私が祖父はがんだと知ったのは、亡くなった後でした。
祖父が急変したと聞いた時も、ついてきてはだめと言われ、家で一人留守番していました。
今思えば、あの時、無理やりでもついていけばよかった、もっと病院にお見舞いに行けばよかったと今でも悔やみます。
祖父が亡くなってからずいぶん時が経ったのに、最近よく思い出すことが増えました。
もしかしたら、コロナの影響もあってお墓参りとか、親戚で集まるとかの機会が減ったので、おじいちゃんも誰も会いに来てくれなくて寂しいのかなと思ったりします。近々、お墓参りに行こうと思います。

あなたは、大切な人に会いに行っていますか?

コロナが流行るようになって、人と直接会うことが難しい時期がありましたね。
大切な人が近くにいるのに、直接会えない。そのもどかしさは図りきれないものです。
人は大事なものを失ってから、あの時こうすればよかった、あぁすればよかったと後悔しがちだなと思います。
withコロナの時代になって、人の動きがまた変わってきましたね。
行動制限もほぼ無くなってきた今、大切な人に会いにいきませんか?
テレビ電話もいいけれど、たまには一緒に同じ景色を見て、同じ空間でおいしいものを食べて、おしゃべりして…。
オンラインで何でもできるようになったからこそ、対面でしか得られないものの価値がより明確になったように思います。
大切な人と過ごす時間、大事にしていきたいですね。

東日本大震災の話。

東日本大震災では、多くの尊い命が一瞬で奪われました。
震災から12年経った今でも、あの日の出来事は忘れません。
震災があったから、にはしたくないけど、あの日を境に私の人生は大きく変わったと思います。
私の生まれは福島県。震災の時は、大学の春休みで、ちょうど実家に帰省していた時でした。
あの時の揺れ、全てが止まったあの時間。福島駅のホームで、駅員さんにもらったホッカイロの温かさは忘れらないです。
幸い、私の家族は全員無事でしたし、家も大丈夫でしたが、停電が復活してテレビがついた時、津波のことを知って、大きく心を痛めたのを今でも鮮明に覚えています。
私は住む家があって、家族もみんな生きている。それだけで十分すぎるくらい幸せでした。
その後、原発事故があった時は、これからどうなるのだろうという不安と、ふるさとには住めなくなってしまうのかなという絶望感に襲われました。
放射能は、福島県や近隣の自治体を苦しめましたし、今でも福島県の一部の地域では住むことができない場所があります。ふるさとから離れざるを得なかった人が今もいます。
宮城県や岩手県が少しずつ復興していく中、福島県の一部地域だけあの日から時が止まっている場所があります。
あの日起きた多くのこと、今も起きていること。
この記事を見てくれた方が、心の片隅で覚えてくれていたら嬉しいです。

震災後に決めたこと

震災が起きた後、しばらく何も出来なくて無念を感じていた私は、亡くなった人の分まで精一杯生きよう、そして誰かのために行動を起こせる自分でいようと決めました。

会いたい人にはいつかではなくて、今、会いに行く。
やりたいことはいつかではなくて、今から、やる。
誰かが助けを必要としていたら、自ら行動を今起こす。

大学に在学中、震災ボランティアにずっと関わってきたのは、あの日の後悔があったからです。
青年海外協力隊に行くと決めて、社会人3年目の時に行ったのも、行きたいと思った時に行くと決めていたからです。
青年海外協力隊から帰国してすぐ、震災復興関係の仕事に就いたのも、そんな思いからでした。

世界と私の関係。

青年海外協力隊で赴任したキルギスでは、私のふるさとが福島だと話すと、「原発事故があった場所でしょう。大丈夫?」といろんな人に聞かれたのを思い出します。
福島は残念ながら、原発事故がきっかけで世界中で名前を知られるようになってしまったんだなと思い、むなしくもなりましたが、世界中の人が福島に関心を寄せてくれているありがたさも同時に感じました。
今は、ウクライナやイスラエルで戦争が起きていますね。
そこで多くの尊い命が失われていること、故郷から家族と離れて避難しなければいけなくなった人たちのこと、行き場がなくて、恐怖の中暮らしている人たちのことをニュースで見るたびに、心が痛みます。
まずは世界で起きていることに関心を持ち続けること、忘れないことが現地の人の力と希望に少しでもなると信じています。
しかしながら、HSP気質の私は、こういったニュースばかり見ると、気持ちがひどく落ち込んでしまうところがあります。
なので、ほどほどに見る。つらくなったら、少し距離を置かせてもらう。落ち着いたら、また見る。という感じで、自分の気質を理解しながらも、世界で起きていることに目を背けず、関心を持ち続けたいと思います。
それが、今すぐ自分に出来ることの一つです。

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