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【ミニコラム】ほぐしてととのえる、私のからだ

いつも朝から気持ちの良いあいさつをしてくれる、ご近所の方。
彼女に挨拶をされると、心にパッと花が咲いたような気分になります。

会うたびに、彼女のような人になりたいと思っているわたし。
朝は低血圧でテンションが上がらないわたしには、なかなか同じようにはできません。

穏やかな気持ちでいられるようになりたいと思い、良い方法がないか調べてみることに。

「日光浴」「映画鑑賞」など、さまざまな方法と一緒に書いてあったのが、「ツボ押し」。
実は「ツボ押し」は、カラダを労るだけではなく、心の不調もケアできるのだと言います。

「ツボ押しなら、おうちでもオフィスでもカンタンにできるのでは?」
そう思ったわたしは、ツボ押しについて詳しくみてみることに。

さわる、ほぐす、ととのえる

そもそもツボとは、
精(生殖・滋養)、気(四気)、血(血液)、水(体液)が集まる場所のこと。
不調の時は、ツボでこれらが滞ってしまうと言います。

ツボをほぐすことで、これらの通りが改善され、心とカラダのバランスをととのえてくれるのだそう。
今までなんとなく押していたツボにはこんな理由があると知り、おどろきです。

そして、調べていくなかでわかったツボ押しの魅力がもう1つ。
それは、カラダに触れることです。

なかなか意識してさわることのない、自分のカラダ。

ツボを探すときにカラダをさわることで、「硬い」「痛い」「むくんでいる」などの不調にいち早く気づくことができると言います。

こころ、カラダ、ツボ

心をおだやかにしてくれる、ツボ押し。
イライラする日、落ち込んでいる日など、その日の状態にピッタリのツボがたくさんあるのだそう。


たとえば、どうしてもイライラしてしまう日。
とくに理由はないけれどなぜかイライラしてしまう朝が、わたしにはあります。

こんな日に押すのは、「太衝」というツボ。

足の親指と人差し指の下の骨が交差する、少し前のところです。
手の親指をつかって5秒間押す→5秒かけてゆっくり離す、という動作を5セットほど繰り返します。

押していると、だんだんと心が軽くおだやかになっていくのが感じられました。

そして、疲れている日。
しっかり寝てもなぜか疲れがとれないときに、役立つツボもありました。

「気海」というツボです。
これは、おへそから、指2本分ほど下にあります。

両手を重ねて深呼吸をしながら、3秒ずつ押す→離す、を繰り返します。
カイロなどで温めながらやるのも良いのだそう。

ほかにも
「落ち込んだときに押すツボ」、「不安な気持ちを和らげるツボ」など、さまざまなツボがあることがわかりました。

その日の状態にあったツボがあると知るだけで、なんだか心強さを感じました。

おだやかな心と、わたしと、ツボ押し

さっと気持ちをととのえてくれる、ツボ押し。
ツボについて知ることで、心にお守りがあるような安心感を得ることができました。

心が不安定になってしまう日。
これから訪れるそんな日は、ツボを押して心を落ち着かせてみます。

あのご近所の方のように、おだやかな心で毎朝の挨拶をする。そんな毎日が訪れることを想像しながら。


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