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更地からスタート、お金が一切なかったらどんな国になる?

こんばんは!のーとです。今回は、お金が一切なかったらどんな国が作れるでしょうか?というのを考えてみようと思います。設定がめっちゃ雑ですが、読んでみてください。

もう、今までみたいな便利なものは一つもありません。家も土地も何にもなし。あるのはトランク一つと地球の記憶だけ残っています。政治家も強欲な事業主も、利権もありません。土地も誰も管理していません。


最低限必要なのは、衣食住。服はちょっと持って来ました。食べ物は野菜の種などを何種類か持って来ました。

こうなったらあなたは何ができますか?ほとんどの人が一人では何もできません、みんなで手分けして衣食住を分け合って助け合います。

まずは住むための家を建てる場所を探すでしょう。あまりにも広すぎず、家庭菜園が出来るほどのちょうどいい土地。

家を建てましょう、まず最低限の材料を手に入れます。でも、建てる方法がわからない、わかる人を探して教えてもらって一緒にみんなで建てるでしょう。

畑を耕し種を植えます。初めての人は育て方もわかりません、農業をしていた人や、家庭菜園をしていた人に教わりながら手探りで野菜を育てます。

電気がありません、電気の知識がある人を探します、またはそれに代わる技術があれば今までの知識で考えます。

わからないことは、知識を持ってる人から教わるような施設ができます。皆で知識を共有するのです。それを持ち帰って各家で実践してみます。生活は原始的でもだんだん暮らしやすくなっていきます。

家で採れた野菜も多く取れ過ぎたら、村の集会所に持っていって置いてきます。集会所にはたくさんの色々な食べ物が集まります。住人たちは必要に応じて持って帰ります。それでも余りそうなら、他の村にゆずります。

そろそろもう少し便利にしたくなるでしょう。昔の地球のシステムを思い出して、木を切る道具、ビス止めする道具、もしくはもっと新しいちょうどいい技術が見つかるかもしれません。畑仕事を楽にするための農機具も出来てきます。野菜を作らないで農機具を作る人達もいます。そういう人達は集会所で野菜をもらいながら、畑仕事をする家に農機具を作ってあげます。でも、農機具を作りすぎても販売するようなお店もないので必要以上に機械も作らないし、野菜を作る必要もなくなります。でも、他の村が困っていたら作るでしょう。

農機具が高度化してきて手が空いた人々は余裕が出来るので、更に新しい知識を得るために勉強します。

職業

生活に必要な知識と心が豊かになるようなあらゆるジャンルの学校のようなものができます。知識だけでなく、楽しく生きるための知恵を学ぶのです。学歴社会なんてありません、誰でも均等に自由に好きなものを選んで勉強する機会があります。人々にはそれぞれの得意分野もできてきて、それを村の発展に役立ってきます。

暮らしが安定してくると、心が豊かになるので、芸術的な作品が生まれるでしょう。誰の咎めもなく自由に表現でき、あらゆるものに反映されはじめます。素敵なテーブルや椅子、家具、置物、今あるものが更に美しくなります。 苦手な人には作ってあげます。住む人すべてに届けば、それ以上沢山作る必要はなくなります。過去を思い出せば、自分の利益のために余計に自然を壊してまで作る人もいないでしょう。売れるかわからないものを作った労力は報われません。

そもそもよく考えてみれば、最初の読み始めからこれまで、お金はいっさい出てきません。すべてお互いの助け合いで成り立っています。

困った人がいれば助けます、技術が発展すれば、また昔のようなスマホアプリを使って、手助けしてほしい人がいるところへお手伝いにいけます。無理してお手伝いに行く必要もないのですが、毎日の食材を集会所でもらっているので、なんとなく貰いっぱなしじゃ悪いなあと思って、お手伝いしたくなるのです。


地球人は資源にも限りがあることはわかっています、もう無駄に量産したようなものは使いません。芸術性を含んだ素敵な家具や道具たちは、気に入ったものなので壊れたら直しながら大切に使います。壊れたら注文します。無駄な資源は使わずによりナチュラルな暮らしに。

誰もが均等に不自由なく暮らせて心も豊かになるので、人のものを奪いたくなるような人もいません。警察もいらないでしょう。


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私がイメージしたお金がなかったらどんな国になるのかを簡単にですが書いてみました。かなり単純な内容なので突っ込みどころは満載かもしれないですが、物を作る工程で、資源を売るから、買った会社がその材料代を回収するために更に自分たちが生活する分を乗せる、製品をまた卸し売りする、小売業者が買い取って利益を乗せて売る。消費者が買う。資源を売るからお金がかかるのです。もっと元を正せば、そもそも資源の土地を購入するから取り戻すためにお金がかかるのです。

ここで想像してみてください

今ある日本のお金がある日一斉に消えてなくなる。

どうなるでしょうか?混乱はするでしょう。でも良ーく考えてみてください。生活に必要な産業は残るのです。必要のない産業は消えていきます。都会は食べ物を手に入れるのが難しくなるので移住するでしょう。それでも人々は生きているので全く無くなるのではなくて、また必要に応じて産業が出来てくるでしょう。

全部材料からゼロにしたら、意外とそのままあり続けると思いませんか?(=^・^=)



これからの未来を考える一つのひっかけになったら嬉しいです(*^ω^*)





参考にした本

お金のいらない国1


仮想空間セカンドライフの生活の実体験

2007年の夏にバーチャルコミュニティーのセカンドライフの日本語版ができたのでした。クリアするノルマみたいなものがある仮想世界ではなく、ただぽーんと、デジタルの体が放り出されます。何をするのかは自由です。基本的なルールはあります。土地は管理者がいる、政治活動、宗教活動、テロ行為はしないなど。それ以外はすべて自由。基本無料で遊べます。

初期の時代は日本人も少なく、商品も売っていましたが技術が乏しくチープなものばかりでした。私も物作りがしたくて創作しました。日本語版がリリースされたおかげで日本人の数も増えコミュニティも増えました、企業もこぞって使えるのでは無いかと思って参入した時期もありました。でも、利益が出ないと思うと撤退していきました。だんだん遊ぶ人は減っていったものの現在も根強く活動している人たちもいます。ま、コミュニティスペースなので。

結果をいうと、

お金がなくても暮らせる場合、残って続いているものは

は心を満たす仕事と、創造をするクリエイターたちでした。

お金がなかったらどうなるのかのお話を踏まえると、それぞれの家庭で創造するというのは、存続し続けることとつながるのかなとちょっと思いました。

個人的な感想ですので、皆さんが感じることもまた違うと思いますので、想像してみてください(^.^)





最後までお読みいただきありがとうございました!


次回の記事は「宇宙で物質を生み出すための幼児教育」 です。簡単に物が出せる〜!なんて思ってるとちょっと違うようですよ(・∀・)



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