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〜2022.10. 22 再会ラッシュのスペイン編🇪🇸

ベルギーとフランスの滞在を短くしてまで何をそんなに急いでスペインまで来たかって、大事な大事な予定があったから!!

現在スペイン留学中の中学時代の後輩(今となっては"lifelong friend😂")と出発前に連絡を取り、この日に会おうと約束していたんです。
ヨーロッパ滞在3ヶ月のうちちょうど半分になる頃だし、彼女に会う、ということがひとつの大きなモチベーションになっていたから、絶対に外すわけにはいかなかった!

マドリード🌞

まずは約束の前日にマドリードに着くように移動。パリを出てからスペインに近づくにつれて、どんどん景色が変わっていくのが面白かった。大地は砂っぽく、太陽はギラギラと、緑は濃ゆい色に。そして人々はジャケットからタンクトップに。南へ、南へと。

車窓から見える雰囲気が随分変わった

私が聞く限り、ヨーロッパで危ない目にあった話はほとんどがスペインだったので特に気をつけようと思っていたのだけど、前回の記事にある通りチケットが取れず、マドリード到着が夜の23時過ぎになってしまうことに。もぅ…なんでよりにもよって…!
夜道怖い+宿のチェックインも0時までだったので電車が遅れれば間に合わないかもしれないというダブルの緊張でかなり参っていて生きて明日を迎えられることをただ祈ってました😇
案の定電車は遅れ、その後のバスも遅れ、猛ダッシュして宿のチェックインに滑り込んだ時はもう最高の気分。あぁーこれがクセになるのかもしれない、とか思って…とにかく生きてることが嬉しすぎた!(大袈裟!?)

たどり着いた記念📸
受付のお兄さんも優しくて😭
夜中までおつかれさまです。

翌日、いよいよ約束の再会。ふたりで一緒に過ごした時間は本当に、何にも代え難いものだった。
彼女が考えてきてくれたタパス食べ歩きコース。一緒に隣を歩く人がいるって、なんて安心するんだろう。すごいね、美味しいね、と共感できる人がいるって、なんて楽しいんだろう。独り不安と闘う時間を多く過ごしてきた私、思わず嬉し涙がボロボロ…。

せっかくなので一緒に食べたものをご紹介!

①チュロスコンチョコラテ
彼女によるとスペイン人の朝食といえばこれらしい。私はとてもハッピーだったけど、甘いし油で重たいし、これ朝食って結構しんどいと思うんだけど…。

チョコレートをディップして食べます

②マッシュルームの鉄板焼き
ガーリックの効いたオリーブオイルと、旨味たっぷりのベーコンが乗っていて最高に美味♡

両手で楊枝を摘んでホィっと食べます

③ムール貝

ムール貝だけの写真撮ってなかった笑
お店のおじさんと♡

④海老のアヒージョ
ちょっとずつこうしてシェアしてお酒と一緒に楽しむのがスペインのタパス文化なんだって!ワインは苦手だけど、サングリアがとても美味しくてハマりそう!!

海老がホロホロで美味しかった


もちろん食べているだけではなく、沢山たくさん言葉を交わした。インスタの発信などで見る彼女のキラキラした陰にどんな悩みや苦労、葛藤があるのかを知ることができたし、自分自身も旅をしているうちにどう感じどう考えてきたかを少しずつ言語化することができたように思う。そういう面でもとても意味のある時間で、彼女には本当感謝とリスペクトの気持ちでいっぱいです。バイバイは寂しかったけれど、気持ちを新たに、次へと進む大きなチカラをもらったのでした。

ありがとうだいすき!


バレンシア🍊🥘

さて、マドリードを出て次に向かったのはバレンシア。バレンシアオレンジの、バレンシア。パエリア発祥の、バレンシアです。(知らなかった)

まず移動については…えぇ、そうです…また出ました。「その電車は今日動いてない」。
ねぇ一体何回目ですか!!!?!?!?
読んでくださってる方からも"またかよ!"とツッコミが聞こえてきそうな勢いです。もはや毎度のことなのでその後の苦労はもう省略といきたいところですが、要点だけ。

・振替バスの運転手マイペースすぎ
・9時間ほど😨この表情でバスに揺られ
・バスが着いたのは接続する電車の発車1分前

ほんと勘弁してほしい…。

これ写真撮って!あれ乗って!とだけ言われた。
代わりにバスがこのスケジュールであなたを運びますよ
っていうお知らせの紙。
無事に乗れた電車。こういう喧騒は逆に安心する。


結局間に合ったので良しとして…。
バレンシアの駅に降り立った瞬間、日本を出発して以来ずっと鳴り止むことのなかった私の中の警戒アラートがピタッと止みました。もう暗くなっていたけど、治安がいいのを肌で感じる。
今思い返してもバレンシアは本当にいいところでした。
ひとも気温もあたたかく、食べ物は美味しい。物価も比較的安い。ガチガチに固まっていた心の氷がゆっくり溶けていくようなかんじ。

着いてすぐの写真。全然怖くなかった〜
スペインはどこも夜が活発な国みたい。

発祥の地と言われて食べないわけにはいかないのでパエリアもしっかり堪能。伝統的なお店の多くは2人前以上でないと注文できないらしく、1人の私は観光向けと思われるお店に入ったけれどそれでもとても美味しかった!!
バレンシアでパエリアというと一般的な海鮮のものではなく、ウサギのお肉やをつかったものなんだって。(いゃ…私が食べたの絶対チキンだったけど笑)

バレンシアパエリア

せっかく地中海に来たのだから、海水浴もしてみたい!と思ってビーチへ。つい1週間前までダウンを着てマフラーを巻いていたのに不思議なもんです。
ちなみにそういう時荷物はどうするかというと、(どうするんだろうって私もその時になるまで思っていたけど)、その辺にいる愛にあふれてそうな家族連れにちょっと見てて、と預かってもらいました。なんとでもなるもんだな。

すごい曇ってるなぁ…

スペインでお気に入りの街ができるなんて、こんなに楽しめるなんて、本当に予想外。大満足のバレンシア滞在でした♪

バルセロナ🏖

スペイン滞在のラストを飾るのはバルセロナ。
母の勧めを受けてまずはサグラダファミリアを見に行った。
それがもう本当に素晴らしくて!
一歩中へ入ってまず目に飛び込んできたのは光の芸術。ステンドグラスを通して教会へ注ぐ光が様々に混ざり合って魅惑的に揺れる。天井へと続く柱は木の形をしていて、まるで森の中へ入ったよう。

この教会における主役は『空間』なんだって。建築美に心を打たれて涙を流したのは初めてだったし、幼い頃からキリスト教が自分の身近にあって、少しでもその知識が身についていることは全部この日の感動のためだったのだと思えた。サグラダファミリアはまだ未完成。さらに大人になった自分が再び訪れた時どうなっているのか、それを見てどう感じるのか。楽しみだな。

その日の夜、パリのゲストハウスで仲良くなったブラジル人のお友達が自分も今バルセロナにいるからまた会おうと連絡をくれたので再会!
すご〜い旅っぽ〜い!
1人で歩いていた道も2人で喋りながら歩けば楽しくてあっという間。彼のおかげで夜景やサグラダファミリアのライトアップも見に行けて感謝感激です。(1人じゃ夜怖いから)
話しているうちにわかったんだけど、我々なんと同い年24歳ズ。またどこかで会えると良いなぁ!

そして最後に迎えたこれまた大事なお約束。
3年前、世界一周を始めて最初の国メキシコ🇲🇽で参加したボランティアワークキャンプにて、リーダーとしてたくさん私を助けてくれたエストニア人のマリアンとの再会!
エストニアに行った時に連絡してみたら、今はバルセロナに住んでいるとのことで!!
日本人の私ととエストニア人のマリアンがメキシコで出会ってスペインで再会。なんともグローバルな感じで胸が熱くなるし、本当にすごいことだな。嬉しいな。

右がマリアン。
左はマリアンの彼女さん。素敵な関係のおふたり

出会った頃は全くと言っていいほど話せなかった英語で、お互いの3年間についてたくさん語り合った。長い年月が流れる間も地球上のどこかで、同じ時を生きていたんだーって。なんだかとても不思議な感覚。
自分がここでこうして生きている時、地球の反対側では日本にいる大切な人たちもそれぞれの1日を生きている。
当たり前だけど、信じられないような。不思議な感覚。

やっぱり旅は1人じゃできなくて、人との繋がりを大切にすればするほど楽しく、安心できるものになっていく。
今までの旅では英語に自信がなかったこともあり、連絡先を交換してもコンタクトを取らずにフェードアウトさせてしまうことが多かった私。
でも考えてみたら、遠く離れてしまってもインスタやFacebookで長く繋がれる時代に生きているって本当にラッキーなこと!
だからこそこれからは、旅の出会いを今日限りの関係と割り切らず、もっともっと大切にしていきたいな。

以上!楽しい時間のぎゅぎゅっと詰まったスペイン滞在でした!!

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