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普通女子が運命の王子さまをさがしてみた

初めまして、ありがとうございます。

Aはとある年齢になると結婚に焦りを感じていた。
そして、血迷い街コンに繰り出すようになった。
街コンではとある団体に勧誘された。
団体については詳しくは他の記事などを参考にしてほしい。
うまくいかない現状を変えたくてその団体の活動を始めてみた。  
しかし、そこでの内容は不信感がつのるばかりであった。                 
そんなおり、運命を感じる出会いがあったのだ。

Aは団体の活動として街コンに参加を繰り返す毎日。
クリスマス目前、Aは運命の彼と出会った。

Aが彼に対する第一印象は話しやすい人である。
何人かと話してきたが、中でも一番心地よく自然と会話を楽しめた。
街コンが終わった後連絡がきて、前向きに会いたいとおもったのである。

そして、彼もクリスマスにご飯にさそってくるではないか!?期待してしまうA。いきなりのご飯がクリスマスでいいのか?舞い上がってしまうA

結局、Aは友人との先約もありクリスマスの数日後にご飯をした。
そのときの扱いが夢見る女子が舞い上がるものだったのである。

まず、下調べばっちりでお店を選んでくれていた。
しかも、、かっちりとしすぎていないけど、落ち着いて話せるちょっとおしゃれな店。
さらに、テーブル席(個室ではない!)
Aにとって今までにない完璧な店選びだったのです。

そして、彼の自己PRが一生懸命すぎてかわいく感じてしまうマジック。母性本能がくすぐられる。
家族思い、仕事熱心などの内容にこの人なら私に尽くしてくれるかもスイッチが見事押されてしまった。
さらに、お手洗いで席を外しているときにさらりと会計をすませてくれるという神対応。
シンデレラコンプレックスをわずらっているAにはドンピシャだったのである。

そして、後日2回目のご飯も綺麗目のお店で浮かれていた。夜も遅く、閉店時間に店を出た。
お酒もはいっており、かなり酔っていたのを言い訳としよう。
何かでよんだ人と付き合う基準がふと頭をよぎる。
それは「この人を他の人にとられたくないとおもったから」という言葉だった。


まさに、この人だとおもった。


そこからAは改札付近まで送ってくれた彼にアプローチをする。
もうちょっと話したいとせがんだのである。
終電近くもあり、人であふれかえっていた改札から離れ駅付近の道端に二人でいた。

再三言うがAは酔っていたのである。
彼にバグをせまり、彼は困惑しながらも応えた。
Aは遠慮がち彼の手に不満をもらし、もっと強くとせがむ。
彼は戸惑いを振り払うようにして強く抱きしめかえした。
Aは人の暖かさに幸福でみたされた。
同時になんとしても付き合ってといってもらうと決心したのである。
離れたくないことと、もうちょっと何度も繰り返した。

しかし、とあるネオン外の道端である。
道行く人の一目がある。場所を変えようという。
押し問答の末、明日も仕事があるからという辺境の地に住む彼の提案が通り初めてお泊まりするところにいった。
Aは軽くはみられたくないし、軽くないのである。

道を進むにつれて初めてみる界隈の雰囲気に圧倒され引き返したい気分になる。
大丈夫と慰める彼であった。

その後お泊まりのところで付き合ってといってもらうことができ、満足した。初めてのキスをした。キスぐらいまではしてしまっただろうか。

翌日起きて歯磨きしたあとにしたキスの後の彼は今までで一番、異その後においても一番その瞬間がかっこよくみえた。

毎回会うたびにあれこんな顔だったけと戸惑うものの話しているうちに楽しくなりしあわせだった。


しかし、幸せとは長く続かないものである。
Aは団体の活動より彼との時間を大切にしたいとおもった。
そして、団体をやめたのである。
やめた後もすれ違う距離。
さらに、だんだん剥がれてくる王子の皮
理想と違う現実。
彼に対する態度も雑になる。
しまいには連絡がこなくなった。
連絡がとれなくて困るとかえしたところ、一方的に別れをつげられた。その後音信不通である。

王子は私の中の空想だったのである。

私が本当はやめたかった団体から抜け出させるという役目を終え、私が作り上げた王子は消えていたのである。

結論 

運命の王子様そんなもんは普通女子にはおらん。          

結婚相手なんてもっての他。   

自分を磨け、相手を許せ。


今回のことで学習したことが以上のことである。

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