宮崎から帰るぜ②
【これまでのあらすじ】
9/5(木)夜行バスで東京≫大阪
9/6(金)青春18きっぷで大阪≫熊本
9/7(土)青春18きっぷで熊本≫鹿児島≫宮崎
9/8(日)青春18きっぷで宮崎≫佐伯≫大分(今ここ)
↓前回
9/8(日)23:50頃、なんとか大分の宿までたどり着いた。
ビジネスホテルにもかかわらず、ありがたいことに大浴場は『金池温泉』らしい。これは入るしかない!!
入ってみると、ヌルっとした泉質だ。
てかなんだ!?ゴミみたいなのがめっちゃ浮いてる!!
思わずテルマエ・ロマエのルシウスみたいな反応をしてしまう。
テルマエ・ロマエを連想したことで思い出した。これ、湯の花だ。
それなりに旅行はしているものの、
リアル・湯の花を見るのは実は初めて。
ちょっと感動した。
やっぱり、次こそはちゃんと時間を作って大分で温泉旅行がしたい!
結婚式明けで疲れた体を癒やせたところで、時刻は深夜1:00。
眠る前に、明日9/9(月)の旅程を確認する。
明日は、1日の間に大分駅から大阪駅まで帰り、21:30には夜行バスに乗車せねばならない。
大分からの列車は本数がそれなりに少なく、乗り合わせをしくじると即詰む。
そうするともう、、乗るべき電車はただ1つ。
始発である。
始発で8:20に小倉に着くことができれば正直勝ちだ。
あとは多少遅れてもなんとかなる。
18時間の旅程で一切の遅れを許されなかった初日に比べれば遥かに気楽だ。
ただ、とにかく始発に乗らないと詰む。
大分観光を一切出来なかった悔いは残るものの、今回は起きること、出発することに命をかける。
けたたましめの目覚ましと“覚悟”をきめて入眠。
おかげで無事、1:00に入眠したにも関わらず、4:00には起きてとっとと宿をたち、5:34始発への乗車に成功!
安心して1時間ほど爆睡していたら、柳ヶ浦駅に到着。
調べていた時刻表では柳ヶ浦6:44着のあと、7:09発の列車に乗るまで25分ヒマのはずだったのだが、
どういう訳かいい感じの電車が同じホームに停車している。
よく分からんけど、とりあえず眠いし、
小倉行きに変わりないので乗ってみる。
寝ぼけていたらなんか出発した。
出発したし、快速でこそないものの予定の快速より11分早く小倉に着くらしい!
よく分からんけどラッキー!
ボックスシートにも座れたし!
非常に美しい朝日を眺めつつ、爆睡した。
大変綺麗なデルタ川を眺めたあと、再び眠りについた。
気がついたら8:10。もう小倉に着いている。
次の列車は同じホームの8:25発。
15分とはいえとりあえず暇だ。ホームを出る余裕こそないものの、最高に腹が減った。
朝から何も食べていないというのに、
このまま電車に乗ってしまうと、12:00過ぎまで食事にありつけない。
流石にウルトラタフな私も我慢ならない、、と思った矢先に!
前に福岡旅行したときにも大変お世話になった『ぷらっとぴっと』さんのお出ましだ!
腹が減りまくっているけどホームから出る時間はない、ていうか15分しかない!
そんな私にはなんというかもう、渡りに船としか言いようがない。
こんな美味しいかすうどん、食べない手はない。
早速激安かすうどんを頬張る。うまい、うますぎる。九州のやらかいうどん、ホントにすき。
ちょっとネギが細かすぎてむせることもあるが、お構いなし。
なんたって、私に残された時間はたったの10分。泣いても笑っても食べきる他ない。
爆速で完食すると、目の前に目的の列車が!
完璧な朝だ...!
通勤中のサラリーマンな皆さんとともに、
一気に下関へ向かう。
下関を軽く楽しみ、JR西日本の列車へ駆け込む。
ところでひとつ、懸念事項が。
保守工事のため、列車が柳井まででストップしてしまうらしい。
こまった、、代行バスでもまあいいんだけど、たまにバスが遅れて詰むことあるから...
だいたい私は電車に乗りたいんだ。バスじゃない。
そうだ、閃いた!
早速調べてみる。
嬉しい。
山陽本線より距離は短いのに、勾配のおかげで時間がかかるマイナー路線・岩徳線。
しかもオール単線、オール非電化である。
しかし現在の山陽本線が複線になるまでは、山陽本線として活躍していた時期もある路線だ!
まさかこんな形で乗れるとは。楽しみすぎる。
そうと決まれば徳山で降り、しばらく時間を潰すことに。
最近の地方都市、蔦屋書店ほんとに多くない?
なんかここまで多いと悔しさすら感じる。
やってることは全然悪くないように見えるが、
なんというかこう、悔しい。
スタバのFC経営と、書籍を所持しないスタイルでうまく儲けてると聞くが、実態が知りたい。
こんなに出版業界が斜陽と言われて久しい中、
あんなに出店できるのはなぜだろう。
出版関係者にぜひ伺いたいところだ。
個人的には延岡の蔦屋書店の方が好きだな。
建物の構造から使いやすさに至るまで。
中でも、ブラインドが締め切られてしまっているのが、個人的に最も悲しかったところ。
全面ガラス張りって、結局運用するとこうなるのよね。太陽、特に西日のエネルギーがハンパなすぎる。
おかげで中は眩しく活動に支障が出るし、夏の空調費用だってえげつないことになる。
それに何より、本が劣化する!
うまく日陰になるよう設置しない限り、図書館や本屋には向かないと思う。
延岡ではある程度対策できている印象だったが、こちらはちょっと、、という感じだ。
うん、なかなか面白かった。
実際に足を運ばないと得難い知見なので、こういう現地内覧の時間は大切にしていきたい。
徳山での途中停車を満喫したところで、
いざ岩徳線へ!
おかげさまで岩徳線は想定以上に満喫できた。
海沿いばかり走る日々だったが、たまには山あいも良いものだ。
山口県、意外と山が深すぎず、全体的に明るく開けていてとても景色が良い。
運賃計算の都合上、当面廃線にできないという岩徳線。
JR西日本さんの心中をお察ししつつ、
今後も時々乗っていきたいものだ。
あとはひたすら、大阪に向かうのみ...と言いたいところだが
前途多難!!
続く!!
↓続き
↓これまでの旅まとめ
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