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2022年3月の記事一覧
わたしが子どもを望まない理由(4)
●生来、世話をやくのが嫌いなのかもしれない。
田辺聖子のエッセイのなかで、非常に同感する文章があった。
「わたしは一生男に甘えていたい。子ども扱いされていたい。」というような内容だった。
(残念ながら、図書館で読んだのでどの本に収録されていたのかが分からなくなってしまったのだが。)
わたしも男(夫)から永遠に子ども扱いされていたい。
子どもの世話を焼くなんて、まっぴらごめんだと思う。
わたしが子どもを望まない理由(3)
●「母」になりたくない。
実家をでてまだ数年。
失われた青春時代をやっといま取り戻していると感じる。
わたしは体感的には、まだ高校生1年生くらいだ。
子どもなんかつくったら、それも終わってしまう。
役割が入れ替わっただけで、また母子関係をやらなければいけなくなる。
わたしはまだ親になりたくない。
母のような母親になりたくない。
でも自信がない。
一番確実な道は、子どもをつくらない
わたしが子どもを望まない理由(2)
●子どもが大きくなったら
小学5年生くらいのとき、母に「手伝いもしないで色気ばっかりついて」というようなことを言われたことがある。
ネックレスをして、放課後遊びに行っていたことがあった。
夕方家に帰って、なにかの具合で怒りを招き、そして、ネックレスのチェーンは千切れた。
それから大学生になるまでずっと、色気をださないように過ごしてきた。
髪の毛は伸ばさない。
洋服はカーキや黒などの
わたしが子どもを望まない理由(1)
●親との関係
自我が芽生えたときから、結婚して実家を出るまでずっと、家にいることは苦痛だった。
母との折り合いが悪かった。
いろいろと嫌なことはあったけれど、特に自分の性格形成に大きく影響を与えたと思うことがある。
例えば学校や会社でなにか嫌なことがあったとする。
それを母に相談する。
母は最初の方は優しく慰めてくれたりするのだが、慰めているうちにだんだん苛々してくるのか、急に手のひ