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医療法人社団事件 休憩室を秘密録音、陰口言った院長へ賠償請求 揶揄する会話が不法行為に(東京高判令5・10・22)

職員の歯科医師が控室を秘密裏に録音したところ、院長らに揶揄されていたことから、不法行為に当たる等として損害賠償を求めた事案の控訴審。東京高裁は、院長の地位や立場を考慮すると名誉を毀損し侮辱する内容の会話に興じることは就業環境を害するとして、一審判決を変更して慰謝料の支払いを命じた。秘密録音は著しく反社会的な手段とはいえないとして証拠能力を認めた。


◉労働新聞社


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