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死を通して「生きる事」をまた学ぶ

このブログは命について書くブログって訳ではないんだけど、そういう投稿が多めになっちゃっています。
今日も、そういうブログ。そして、またしても、気持ちの整理のためのブログです。

昨晩、飲んでいる時に、facebookで「思い出」を見ていたら、去年交通事故で亡くなった友人の店で飲んでた時の写真が出てきました。

忘れもしない、去年の夏。その訃報を聞いた日、私は沖縄にいました。ショックで… 用事があり帰っていたので(祖父の初盆)、訃報を聞いてすぐに福井に戻る事が出来ず、お通夜も葬式も行けず。

彼のバーが、私は大好きでした。
写真を見ながら、「あの世で元気してるかなぁ~」「あの世でも酒飲んでるのかな~」なんてしみじみ思った。

先月は、また一人、友人が天へと旅立ちました。

3月28日、あの日そのお知らせを聞いた時、私はベリーダンスの師匠と共に東京でシーシャを吸っていました。
現実味がなく、全然信じられず、ふわふわとした感じで、そのままシーシャを吸いながらおしゃべりしたり、お買い物したりして普通に過ごし…
でも、夕方に師匠と別れてから、SNSで何度も確かめ、段々、「あぁ、本当なんだな…」と実感が湧いてきました。

Sing J Royさん。47歳で旅立ちました。心臓発作。あまりにも若い。

彼のお通夜は盛大でした。
次から次に人が来て、中でも外でも音楽が流れる、ライブの様なお通夜でした。
つるっととしたお顔を見て、一瞬、「本当は生きてて、これは蝋人形なんじゃないか」なんて思った。
何人かとは抱き合って泣きました。泣きながらも、彼の新たな旅路を祝福するような、そんな気持ちにもなれたのは、音楽が流れていたお陰だと思う。

「沖縄と福井の架け橋に!」という想いを、一番最初に応援し協力して下さった福井の方は、実はSing J Royさんでした。
彼自身、福井弁の歌「ほやほや」と「だんねーざ」でスマッシュヒットした、福井を愛するアーティスト。

私達の沖縄を想う気持ちに共感して下さり、架け橋になりたいという気持ちにも共感して下さり、沢山コラボさせて頂きましたし、福井のアーティストさん達、社長さん達、大勢紹介して頂きました。前鯖江市長の牧野さんと繋いで下さったのもSing J Royさんで、そのお陰で鯖江で2回沖縄フェスタを開催する事ができました。福井で沖縄民謡やエイサーの活動を続けて来れたのは、そして、活動の幅を広げられたのは、彼のお陰と言っても過言ではありません。

英語関係では、歌詞の翻訳や、ジャマイカのミュージシャンのインタビューの通訳等やらせて頂きました。

一昨年母が沖縄に帰る前の送別会は、Royさんが言い出しっぺで、お陰で盛大に見送る事が出来ました。本当に沢山お世話になって全部書いてたら長くなりすぎるのでこれ位にしておきます。本当に感謝しかありません。ありがとうございました。

未だに、Sing J Royさんとどこかでバッタリ会って、「あ、ミリカちゃん」って呼ばれたりするんじゃないかって気がする。その声が鮮明に想像できて、きっと私は、この若き偉大なアーティストの突然の死を、まだ消化できていない。だから、ブログに書きました。

私はまだ生きてるから。
生きてるから、毎日自分の人生をちゃんと生きようと思うし、前向かなきゃね。
という訳で、またしても気持ちの整理のブログでした。

私が翻訳を担当させて頂いた「感謝」

Sing J Royさん、心から感謝しています。
Give thanks!

人はいつか死ぬ。必ず死ぬ。早いか遅いか、ただそれだけ。
明日死んでも後悔しない様に、毎日ちゃんと自分の人生を生きよう。
諦めず。
毎日楽しく。
生き生きと。
命ある事に感謝して。

最後に、福井弁YouTuberのともだりこちゃんとの対談を紹介します。みんな見て欲しいです!
短いながらも素晴らしい動画で(きっと本当は二人でもっと沢山語ったんだろうけど、ちゃんといいとこ編集して動画にしてくれてる!)、この動画を見た時すぐにシェアしています。

「人間は100%死ぬ、生きてるうちしか何も出来ない」 by Sing J Roy

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