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【平和について考える】へいわってすてきだね

「へいわってすてきだね」は、沖縄県の与那国島の当時小学1年生の男の子が書いた詩に、長谷川義史さんが絵をつけた絵本です。

小学1年生の男の子が書いた平和への思い。純粋で、素直で、力強い、まっすぐな願いの誓いの詩を、今の日本に、そして世界の人々に、一人でも多く伝えたい。

「へいわってすてきだね」より、長谷川義史さんのあとがき

このように、長谷川さんもあとがきで書かれていますが、子どもの純粋な思いがストレートに伝わってくる詩で、『ほんとにその通りだよね』と詩の内容に共感するのと同時に、大人がこの平和を守ってあげないと、とも考えさせられます。
せめて、平和への思いを広く伝えることくらいはできるかなと、読み聞かせボランティア活動では、年1回以上は平和について考える絵本を選ぶようにしていて、この絵本も子どもたちに読んだことがあります。
ただ、この絵本は私の読み聞かせなんかより、作者である安里有生くんの朗読の方がずっといいです。2013年の沖縄県平和祈念資料館での「沖縄全戦没者追悼式」の動画がYouTubeにアップされているのでよかったら見てみてください。胸がじーーんと熱くなります。

鮮やかな色彩で描かれる与那国島、暗くておそろしい戦争、登場人物の豊かな表情など、ページいっぱいに広がる長谷川義史さんの絵もとてもすばらしいので、もちろん絵本も手に取ってみてほしいです。

こちらも読み聞かせにおすすめです。↓
amazonを見ると、「よく一緒に購入されている商品」としておすすめされる2冊です。この2冊は内容もちょっと似ています。


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