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ストキャスティクスとは


ストキャスは、オシレーター系の指標で比較的有名ですが、

使ってる人を見かけることがあまりない印象です

ストキャスには、3本の線があります

%K

%D

S%D

この3本ですね

ただし、基本的にはこの3本のうち2本を使うことが多いようです

%Kと%Dを使うのが、ファーストストキャスティクス

%DとS%Dを使うのが、スローストキャスティクスというそうです

現在は、スローストキャスティクスの方が主流のようですね

では、このストキャスはどのように使われるものなんでしょうか

よく聞くのは、買われすぎや売られすぎを示す指標と言われており、

RSIと似てる指標であると言われています

つまり、このストキャスも、RSIと同じように、

逆張りで使われることが多いようなんですね

ファーストストキャスよりスローストキャスの方が主流になってるのは、

スローストキャスの方がシグナルが遅いことが理由なんだそうです

つまり、逆張りで使うので、

ファーストストキャスはシグナルの出るのが早すぎて使えない、

だからスローストキャスの、少し遅くシグナルが出る方が

使えるんじゃないかということで、こちらが主流で使われていると、

まあそういうことなんだそうです

では、このストキャスというのは、

逆張りに使うのがいい指標なのでしょうか

ストキャスでは、%Kが一番のメインで、

%DとS%Dは%Kがわかればわかると言われています

%Dというのは、%Kの3日平均であり、

S%Dは%Dの3日平均なので、

とりあえず%Kから理解してみましょう

%Kというのは、ある一定期間の値動きの中で、

現在の値段がどれくらい高いのか、

安いのかを相対的に表したものということになります

つまり、20日間での値動きの最安値から最高値まで、

100円動いたとします

現在の終値が80円だったとしたら、現在の値段は、80%ですね

こういうのをみてるわけです

これを考えると、例えば、現在上昇トレンドだったとしたら、

高値をどんどん更新してるわけですね

つまり、過去の値動きにおいて、

いまの価格が一番高いところにあるというのは、

上昇トレンドにおいては、当たり前ですね

なので、上昇トレンドで、

現在の価格が80%とか90%の位置にあるのは、

買われすぎなのか、と問われたら、いや、当たり前ですよね、

上昇トレンドでしょ?ってことです

では、このストキャスというのはどういう見方をするものなのかというと、

50%以上にいるときは、上昇トレンド、

50%以下にいるときは下降トレンドにいると判断できるわけですね

つまり、70%80%90%となると、それは買われすぎなのではなく、

安定して上昇しているんだということになるわけです

つまり、80%以上が買われすぎとか

20%未満が売られすぎなんていう要素は

ストキャスにはないということですね

では、実際の相場でストキャスを使うにはどうすればいいのか

ということなんですが、

使い方は人それぞれあるかと思いますが、有名な方法の一つとしては、

%KとS%Dの2本を使うという方法がありますね

%Kで現在の価格を判定し、

S%Dでトレンド転換を判断するというものです

パラメーターは26日くらいになりそうです

%Kが90%以上、S%Dが80%以上だと上昇トレンドを示しています

この状態からS%Dが80%を割り込んできた場合は、

トレンド転換を示すことになるので、売りサインということになりますね

ただ、S%Dが80%を割り込んだときに、

%KがS%Dのさらに下にあり、下を向いてなければいけませんね

つまり、方向が揃ってない場合には優位性がないということになります

なので、S%Dが80%を割り込んでトレンド転換だと思って売っていた場合、

また80%を超えてきたら一旦ロスカットとなります

つまり、ここで売りサインが出るということですね

逆に、こういうところは、S%Dが80%から下に割り込んでますが、

%Kの方向が逆なので、優位性はないということになります

基本的な使い方を知った上で、これを順張りに使おうが逆張りに

使おうが問題ないと思います

ただ、本来、どのような目的で作られたものかを知らずに、

我流で使ってる人の方法を学んでそれを当たり前のように

使ってると、うまく噛み合わなくなったときにその理由がわからないので

そのまま沼にハマって行くことになりますね

安全にトレードするためには、まずは基本的な使い方を理解した上で

自分のトレードに取り入れて行くのがいいのかなと僕は考えています

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