生命保険営業の世界に興味がある方へ
わたくしは、フルコミッションセールスの世界で20年間活動してきました
自分でも、よく続いたものです
フルコミッションセールスは
「初年度で年収1000万も可能!」
「自分の時間管理で、フレックスな働き方が可能!」
「最初のうちは、一定の給与のような補助金があるから安心できる!」
などなど、夢のある世界です
私は初年度で800万は稼ぐことが出来ました
なので、あながち嘘ではないです
ただし、並大抵の努力では無理です
繰り返します 無理です
私の場合、異業種で名刺が300枚ある人脈が出来てから始めました
知り合いとはいえ、
いきなり生命保険募集人になると、人間関係は変わります
それでも、今までの関係性で話を聞いてくれた人が居たのが幸いでした
フルコミッションセールスは、
ほとんどの会社で初期補給金といったサポートがあります。
これが3か月ごとの査定で、成績を出していたら
「緩やかに【減少】します
そう、2年かけてゼロになるのです
その間に減少分を補う、自分が成約した保険からの手数料で補い
さらに増加させて月収を上げていく世界です
初期補給金25万で始めました
4か月目の給与は35万円でした
まずは、初動は成功したほうです
ただし、逆に成績を上げられなかった方はどうなるのか?
先ほど述べた補給金が減少するのですが、
制約がゼロに近いと、一気に補給金はなくなります
3か月で月収10万円になります
そして、退職します
私が入って半年で、6~7人辞めていきました
そのくらいシビアな世界です
では、なぜ私が生き残ったのか?
私は、何をしていたのか?
結論からいうと、たくさんの人とあって、
昼ならコーヒー
夜ならビールを飲みながら雑談していました
それで、成績が上がるの?
そう思われるのでしょうが、上がるのです
ちょっと違うことをしていたので…
多くの挫折した方は、保険のパンフレットを持って商品の説明に走ります
しかし、それは「営業」ではなく「販売」です
私は「営業」をしていました
保険のパンフレットを持ったことは一度もありません
なぜか?
多くのパンフレットは
30代で結婚して子供がいてみたいな
購買層を限定した内容なので、私は意味を感じませんでした
その家庭・年齢・居住地・家族構成
それぞれ異なるのが当たり前なのに
「これが一般的です」
とてもナンセンスだと思いました
人間には、何らかの悩みや困りごとがあるかと思います
仮に
「なんでもいいから困りごとランキングTOP10を作ってよ!」
「ただし生命保険も入れてね!」
これで頼むと、生命保険はほぼ間違いなく最下位になります
死んだとき
大病を患ったとき
それよりも、今の目先の困りごとが重要視されるのは当たり前です
なので、上から9個の悩みを解決出来るように
社会保障・税金などの問題を解決するための勉強をしました
「離婚するけど、旦那が慰謝料を払ってくれるのか?」
そんな相談も受けたことがあります
そして、9個の悩みを解決出来たときにはじめて
「次は生命保険の番ですね?」
と言えます
これで断られたことはないですし、
ここまでやると、紹介が必ずでました
紹介を得られるようになると、勝手にアポが埋まります
なので、自分からアポをとることもほとんどありませんでした
営業と販売の違いを正しく理解して
目の前の方の困りごとを解決する
しかもそれは、生活に直結するお金の話です
先に9個の悩みを解決していく過程において
信頼関係は強固なものになります
私は、50歳を迎えたときには必ずプレーヤーから離れると決めていました
なぜか?
長い人生において扱う商品を提案する人が先に死ぬからです
ただし、ナレッジは次の世代に受けついでいきたいと思います
3分間で顧客がライフプランニングを受けたくなるメソッド
1分間で、自分の考え方を伝えるメソッド
紹介が必ずでる、クロージング話法
紹介の紹介の紹介という、最低3階層まで紹介を得る方法
生命保険営業に限らずですが、とても大事な事を最後に述べます
自分の提供しているものの価値と
顧客が求めているものの価値は
ほぼ、全ての場合において異なる!
この考え方を理解するところからがスタートだと思います
詳しくは、また次回にでも
ここまで読んでくださいまして誠にありがとうございます
営業スタッフ向けの営業セミナーもやっていた実績もありますので
ご興味ある方は、いつでも私を活用してください
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