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「#4 ぶっちゃけ語学力つくの?」の答えと気になるその理由って?!【駐妻おしゃべり会@Clubhouse!優しく繋がり合う場所を作りたい④】

おしゃべりを通して”優しくつながり合う場所”を作りたい

ブラジルへの海外転勤が延期中、8歳6歳兄妹を子育て中のママライターほっぺです。

2月末から毎週木曜日11:00~30分、Clubhouseで定期roomを開催しています。
毎回ご一緒させていただだくのは「駐妻カフェ」運営責任者、駐在妻キャリアサポートコーチとして活躍されている飯沼ミチエさん
熱い想いと行動力に溢れながら、目の前の方に寄り添う温かさを持つ素敵な女性で、迷えるプレ駐妻でもある私自身、毎回様々な刺激をいただいています。

「おしゃべりの力」×「オフトークの面白さ」

私がClubhouseで、おしゃべりや雑談を通して「優しくつながり合う」場所を作れたらと思った理由は、よろしければ以前の記事からご覧ください☆
(有料記事ですが、想いの部分は有料ではない前半で読むことができます!蛇足ですがこちら、初めて有料記事に挑戦したエッセイです(笑)後半は開催ノウハウについてまとめています)


経験者にしかわからない具体的な話が多数

4回目となる今回のテーマは「ぶっちゃけ語学力つくの?」

とても盛り上がり、最後は手を挙げていただいたのにも関わらず2人もお話を伺うことができなかったくらい…。

私たち大人自らが学ぶ場合。
子どもの語学力について。

話は尽きず、さっそく近々2回目も開催したいねという話が出たくらいでした。

実際にご家族で海外へ行ったからこそわかる変化を始め、英検の活用法など具体的なお話が多く、今回はそんな部分を中心に書いていけたらと思います。

子どもはとにかく千差万別!

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よく言われることですが、子どもの場合に大きな要因となってくるのが渡航した時の年齢です。
もちろん本人の吸収力や環境など様々な要因があると思いますが、未就学児~小学校低学年くらいまでであれば、現地語の環境で過ごすうちに自然と言葉を覚えていることが多いようです。

現在渡航先から一時帰国中で、日本にいる間の半年ほど、年長のお子さんを英語と日本語の保育園に入れている方によると「とっさ野時に英語が出るようになり、発音もばっちり。現在・過去・未来と時制も使い分けることができている」というお話も。

やはり年齢がポイント!

ミチエさんも「3~4歳なら1年くらいでいわゆる”ぺらぺら”の状態になるという感覚がある」とお話していました。

ただやはり個人差は大きいそうで、例えば、英語を母国語としない子ども達の為のESLというクラスから現地の子が通う通常のクラスに移動できるまでになる期間も1年でペラペラになる子もいれば、2年間くらいかかるお子さんもいるといいます。

実際にミチエさんのお嬢さんはシンガポールへ年中(向こうでは年長)で渡航。

「『トイレに行きたい』を教えただけで、名前の書き方すらわからないまま入れてしまいました(笑)もちろん周り大変なこともあったと思いますが、周りの日本人のお子さんに助けてもらいながら楽しく過ごし、自分もその後助ける立場になっていったようです。」

もともと英語力というよりも、世界には色々な人がいると知ってほしいと考えインターナショナルスクールを選んだそうですが、ある日お嬢さんがおままごとをしている時に関係代名詞を使いこなしている様子を見て感心されたそう。

英検は良い目安に。受験などに役立つことも!

そこで現地で英検を受けたところ3級、その後準2級に「わりと余裕で合格してびっくり」されたといいます。
小学校2年生で帰国した後はしばらく英語保持教室と公文の英語に通い、その後英検2級にも合格。私立中学の中には英検を持ってると加点されるところもあり、ミチエさんのご家庭ではそれを活かすことができたそう。

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「また現状の自分の英語力を客観的に知ることができるため英検受験はオススメです!」

その後、手を挙げてくださったアメリカ在住の方は、周りに全く日本人がいない環境で暮らされているそう。子ども達は日本がどこにあるか、日本という国自体を知らない子もいるとのことで、お子さんの学校はもちろん英語のみ。

お子さんは2年生の時に渡米されて数年経ち、英語力はついているとは思うけれど、幼児さんほど劇的にペラペラになっている感覚はない…学校でも英語で英語を教えられているので、どこまで上達しているか実感しづらいということでした。

そういった場合におすすめなのもやはり英検などの共通のテストを受けることなのだとか。
高校留学をされていたミチエさんご自身や、周りの駐在家族のお子さんを見てきたのご経験からも、英検やTOEIC受けさせてみたら驚くほど成績が良かったということはよくあるそう。
アメリカでは、住むエリアによっては何時間もかけて英検を受けに行く人もいるのだとか!

確かにダイエットでもなんでも、結果が見えるとやる気やモチベーションに繋がりますよね。
この、アメリカ在住のお子さんも、英検の過去問をさせてみたところ「長文を読むのがめちゃくちゃ速くて、時間がいっぱい余ってしまった」とのこと。英検の結果が楽しみです♪

帰ってきて定着するかのポイントは「読み書き」

一方、流暢に話せるようになっているお子さんでも課題を感じるのが「文法」。英検などもリスニングと”感覚”で点数を取れてしまうところがあるそうで、文法がよくわからないためにだんだんと英語が嫌いになって行ってしまうことも…

特に小学校後半など年齢が上がってくると、読み書き部分を含めてきちんと習得できているかが、帰国後の定着を左右するというお話も印象的でした。

語学は筋トレと同じ?!体にも定着させることが大切

大人の私たちの語学習得で大切なこととして挙がったのは、当たり前のことですがやはり「毎日続けること」

国や地域によっては日本人がたくさんいるため現地の言葉が必要ないという場合も少なくないそうですが、やはり日常生活をよりスムーズにし世界を拡げるために語学習得は大切な部分です。

ミチエさんの周りにも、イタリアの地方都市で日本人がほとんどいない環境に渡航になり、生活のためにイタリア語勉強し始めたことをきっかけに、語学の上達はもちろん現地の方々と交流し充実した駐在生活を送っているという方や、たまたま転勤になったことで中国語を真剣に学び、今では中国語の先生として活躍されている方もいらっしゃるのだとか。

このroomの初回に続き今回も手を挙げてくださった一時帰国中の女性は、再渡航が近づく中で英語を猛勉強中!手帳も英語で記入、YouTubeの活用、そしてわからない単語がでると辞書を引き、例文の単語も全て調べ、今日学んだことを英語で日記にまとめ、語学の堪能なお友達にチェックしてもらっているそう!素晴らしい!!

「それでも、30個覚えたはずが翌朝3つくらいしか覚えていなくて…」

そんな彼女、コロナ禍で帰国前にアメリカにいた頃、ファーストフード店での注文を終えた時に車内に携帯電話を忘れたことに気づいたそう。まずい、取りに行かなきゃ、でもなんて言おう…その時とっさに出てきたのが、映画で有名な「I’ll be back」!

当時買い物など日常生活は全て英語で「言わないとどうにもならないため頭がフル回転していたせいか、突然学生時代の単語が出てきたりすることも多かったけれど、日本に戻ると数ヶ月で抜けてしまう…」と話していましたが、素敵なエピソードに一同大盛り上がり!

運動と一緒で毎日やることが大切なのは、頭で覚えるためもあるけれど、体に沁みこませ、いわば「唇に覚えさせること」が必要なのだとか。リピートしてリピートしてトレーニングのように続けると、”とっさの一言”になる…なるほどなぁと思いました。

「なりきれる人」が上達する人?

すぐに語学を習得する子どもたちを見ていると、先入観を捨てて子どもにに戻って考えればいいのかな、という意見も出て心に残りました。そこに対してミチエさんがおっしゃっていたのが、

「私は『なりきれる人』ほど英語が上達するだと思う。」

「私自身、英語を話す時は若干人格が変わるような気がしています。言葉そのものに文化現れると思いますが、英語は良い意味で上下関係薄くてフラットで、カジュアルな親しみやすい雰囲気がある。だから英語を話す時はより積極的になってグイグイいけるというか…(笑)

そんな変化を恥ずかしいと思わず、英語を話す自分に「なりきれる」方は、定着が早いと感じます。その部分は、男性より女性の方が得意な方が多いような気がしますよ~」

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私も取材でフィリピンのセブ島に親子留学したことがあるのですが(写真はその時のもの)、自分も子ども達も海外に住むのは初めてで、しかもポルトガル語圏。
今回はとにかくイチリスナーとして、皆さんのお話に聞き入ってしまいました(笑)

ちなみに駐妻カフェでは近日、中国語や「幼児期からの英語教育って、本当に必要?」という語学関連のオンラインイベントを開催されるそう。気になった方は是非チェック!


次回は来週3月25日(木)の日本時間AM11時から、またお耳にかかります☆

テーマは…「ここがびっくり海外の病院」


よろしければお気軽にご参加ください!

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