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情況への発言

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その時々の政治に対して、ステートメントや提言などを発信していきます。
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#民主主義

比のゆくえ――憲法記念日によせて

「ロシアのウクライナ侵略によって安全保障環境が変わった」「各国もこぞって軍事費の増額を図…

野党は野党としてふるまうことを放棄するな

「野党は批判ばかり」「野党は反対ばかり」ということが去年から盛んに叫ばれています。こうし…

今の野党共闘は果たして〈共闘〉の名に値するか?

 11月16日に発表した先の記事(野党共闘は失敗か?)では、小選挙区での候補者の一本化という…

少年少女の人権はいかにして守られるか――立憲民主党・性犯罪刑法改正ワーキングチー…

 立憲民主党の性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム、およびその周辺における一連の問題に…

立憲民主党は事実関係の解明を――本多議員をめぐる一連の問題について

 性犯罪刑法改正の議論の場で本多平直氏が行ったとされる不適切発言については、下記の報告書…

元気をだして

「自分が何かを言ったところで社会は変えられない」  そういった気持ちは、この日本社会に生…

これは政治的事件である――立憲民主党の本多議員をめぐる調査報告書の問題について

 性犯罪刑法改正の議論の場で本多平直氏が行ったとされる不適切発言に関して、7月12日、立憲民主党ハラスメント防止対策委員会から調査報告書(以下、報告書)の提出がなされました。  報告書全文ダウンロード  この報告書からただちに明らかなのは、検証すべき事実関係が執筆者の持論と切り分けられておらず、肝心の事実関係に関しても正確な記述を欠いていることです。これは論理的に飛躍のある箇所が含まれる点にとどまらず、多数の主語の欠落や文章の破綻にまで至っており、本件の調査報告のずさんさ