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そろそろ梅雨の季節ですね。降水量が多い? (農業)

農業経営サポーターの小川隆宏です。そろそろ梅雨の季節ですね・・・。農業ではいろいろ対策が必要な季節です。農業は自然との闘いです。先を予測して対策をしていれば“備えあれば憂いなし!”
私のいる近畿地方も来週はこのような天気になってきます。アメ・雨・あめ・・・ですね。

〇2022年の梅雨は降水量が多くなりそうです。
2022年の梅雨は降水量の多い梅雨になりそうですね。それはラニーニャ現象が発生している状態が続きそうだからです。気象庁の下のグラフを見てみると、ラニーニャ現象の発生割合は5月は80%、6月は70%、それ以降も50%が続いています。

〇ラニーニャ現象とは・・・
ではラニーニャ現象とはどのような現象のことでしょうか?ラニーニャ現象の反対の状況はエルニーニョ現象と呼ばれます。エルニーニョ現象は太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。

難しくてよくわかりませんが、結論からいうとラニーニャ現象が発生している状態の梅雨 の「降水量は多くなる傾向」にあるとのことです。また台風は比較的日本の近くで発生する台風が多くなるため、発生後、すぐに近づいてくるので要注意ということです。

反対のエルニーニョ現象の状態が発生しているときの梅雨は梅雨明けが平年並みまたは遅れ平均気温は平年並みまたは低くなり台風について比較的長い時間をかけて発達しながら日本へ近づく傾向があり、発生する数は少ないですが強い勢力の台風となる傾向があるらしいです。

〇過去のラニーニャ現象の夏を振り返ってみると・・・
①2020年夏は、全国的に高温・多雨でした。7月は東・西日本で記録的な大雨と日照不足となりました。

②2010年夏は、全国的に気温が高く、日本の夏の平均気温は、1898年以降の113年間で第1位の高い記録となりました。

③2007年夏は、7月は北・東・西日本で低温となったものの、6月は北日本、8月は東・西日本で顕著な高温となったため、夏の平均気温では全国で高温となりました。

今年はラニーニャ現象の状態が強くなりそうなので、①豪雨、②高温、③日照不足、④台風は小型だが近い場所で発生の傾向になりそうだということですので、頭に入れながら早めの対策をしておきましょう!

※私は天気予報士ではないので責任は負いませんので参考まで。

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