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新規就農者の離農率 (農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。新規就農は厳しいとよく言われます。
新規就農の状況を見てみますと、全体では毎年1万5千人程度が新規就農しているという状況です。

農水省資料より

しかしながら、新規就農者の3割は生活が安定しないことから5年以内に離農しており、定着するのは1万人といわれています。このようにみるとやはり新規就農は難しいのかな、、と思ったりします。

では一般の他の産業ではどうでしょうか?
一般の産業では個人として独立して事業を立ち上げたいわゆるベンチャー企業などの5年後の生存率は5年後の生存率は15%、10年後6.3%、20年後はたったの0.3%といわれており、独立して自営業を始めたものの5年後には85%が撤退しているということになります。
このようにみれば新規就農の場合、5年で3割の離農なのでまだマシといえるかもしれません。

新規就農だから難しい、、というわけではなく、新規就農し自らの農園を立ち上げるのは、独立して自営業を営むのと同じで「自らが事業主となって事業を始めること」そのものが難しいということがいえると思います。

確かに農業という業態そのものが「利益の出にくい産業」であり、かつ機械など初期投資もかかる産業であるというのは間違いないと思いますが。。。

独立して自分で事業を起こすときは綿密な事業計画を考えることが大事ですね。

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