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イチゴの栽培 パターンをデザインする。(農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。9月も中旬になってきました。ハウスでイチゴ栽培をされている農家の方はそろそろ定植の準備を進めていることと思います。イチゴのシーズンは冬ですが、冬に収穫しようと思えば9月下旬辺りに定植しなければなりません。
私はトマト栽培を専門にしていますがイチゴ栽培もしてきましたので、イチゴ栽培についての基本的な部分について、これから何度かに分けて記事を書いていきたいと思います。

<良い収穫 パターンとは>
イチゴ栽培で収益を上げている農家は毎年のように次のようなパターンを維持しています。 ①休みなく開花し出荷の波が小さい②極端な繁忙期がないので葉かき作業などの管理が十分できる、病害虫の発生も少ない 、③ 七五三・クリスマス ・ひな祭りなどイチゴの需要が増えて単価も高くなるタイミングを逃さず出荷できる、④ 形の良い果実が収穫できるので出荷調整に時間がかからず市場からのクレームも少ない。
栽培面でこれらのことがしっかりと実現できれば、イチゴは人気のある農作物ですので、非常に収益をあげやすくなります。もちろん収益をあげていくためにはマーケティングやビジネスモデルが必要ですが、栽培面から見た場合には上記のような4つのパターンをしっかりと実現できることが非常に重要となります。

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