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大きな農園ってどこにあるのかな? (農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。今日は大きな農園ってどこの都道府県が多いのかを見てみたいと思います。なんとなく じゃがいもといえば北海道に地平線が見えるような大きな農園があるのを想像するし、米といえば新潟県に大きな農園があるのをイメージします。では実際、1年間の販売金額が1億円以上の農家がどのように分布しているのかを見てみたいと思います。

下の図と表は1年間の販売金額が1億円を越える農業経営体数を都道府県別に示しています。

やっぱり北海道は第一位で大規模農園があることがわかりますね。またトマトの大産地である熊本や愛知も強いです。栃木、群馬、茨城など北関東、さらに静岡、千葉、長野など東京を取り囲むように大規模農園の多い県が存在していることがわかります。
また大きく俯瞰してみると、東日本や九州圏には大規模農園が多く、近畿、中国、四国など関西圏には少ないようにも見えますね。

実際、大阪の卸売市場におけるのトマトの都道府県別の流通量を見てみると下記の通りとなっており、大阪の人が食べているトマトは北海道産と熊本産が多いことがわかります。
う~む、、関西の人は遠くから物流費をかけて運ばれてきた野菜を食べているということですよね。。。

関西でも地元でしっかりと野菜を供給していけるようにしたほうが、地球環境にも優しく、経営的にも効率的になるのかもしれませんね。

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