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農業を続けていくために!
こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。昨日のNHK「混迷の世紀 フードショック」の放送にもありましたが、肥料、飼料、エネルギーなどの調達環境は今後も混迷していくのは間違いありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1669604629046-avxpzfIQbv.png)
何度か記事を書いてきましたが、農業資材の価格高騰は今後も続きます。そうなると調達力のある大規模農家しか生きていけなくなります。
そのような中で一般の農家はどのように生きていくべきか。。。
大規模農家と同じ土俵で戦ってもコスト競争力だけ見てもジリ貧なのは間違いありません。
しかし戦う土俵をしっかりと考えて分野を特化すれば一般の農家でも生き残っていく方法はあります。
よく事例として私が挙げるのはヤマザキ製パンや敷島パンなどの大手メーカーと街のパン屋の事例です。
![](https://assets.st-note.com/img/1669604655280-HQ7zemG3ob.png?width=800)
ヤマザキ製パンや敷島パンなど大手メーカーはコスト競争力もあり、物流などもしっかりとしていて一般のパン屋と比べるとはるかに資本力もありコスト競争力もあります。しかしパンの市場では街のパン屋はしっかりと生き残っています。これは大手製パンメーカーとは異なった土俵でビジネスを行っているためです。
大手パンメーカーは特に特徴はないが安定品質と安定供給でかつ安価で消費者の食を支えています。一方、街のパン屋は地域密着型で地域の消費者のファンをつくり、味と鮮度(焼きたて)で特徴を出して、大手メーカーとの価格競争に巻き込まれないようにしています。
完全にすみ分けているため競争に巻き込まれないようにしているんですね。作っているモノは「パン」ですが、農業にも当てはめることができると思います。
またパン業界だけでなく、他の業界でも大手メーカーやチェーン店がたくさんいる中でも個人商店が生き残っているケースは多々あります。
今後、厳しい環境の中で農業も大規模化が進み、スケールメリットを活かしての拡大し、一般の農家は淘汰の時代が来ると思われますが、このタイミングでしっかりと自分の農業経営がとっていくべきポジションを見直し、事業活動の転換を図っていくことが重要です。
頑張っていきましょう!
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