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ミライの将トレ周辺

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ミライの将トレをしながら思いついたあれこれを書いています。(ミライの将トレとは:棋譜保存や棋譜並べや棋譜分類といった青嶋オタク活動の全般を指します。)
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青嶋先生の対局データまとめ

青嶋先生の対局データまとめが終わりました。 https://docs.google.com/spreadsheets/d/1lHE1RQOzuXNJj9XjgBx_jgM0kwhpIyGkoWMy_VSVs6g/edit?usp=sharing 今後は、対局があるたびにこのスプレッドシートを更新していきます。 2015年から2023年までの対局について、以下のデータをまとめています。 対局日(テレビ棋戦などで対局日が不明の場合は放送日) 棋戦名(公式戦・非公式戦) 対

新年

あけましておめでとうございます。 大みそかは、寝具をすべて洗って、買いものに行って、部屋の掃除をして、久しぶりに湯船にゆっくり浸かって、おそばを食べて、日付が変わる前に寝ました。寝ながら年を越すというのが昨年最後の目標でした。 年が明けてからは、青嶋先生の対局データまとめをしていました。2020年からnoteにまとめていたものを、Googleスプレッドシートにまとめ直す作業です。noteにはまとめていない過去のデータもすべてまとめる予定です。 スプレッドシートにまとめ直す

オタクより愛をこめて

今日は(日付はもう昨日ですが)青嶋先生の順位戦の対局の日でした。 序盤、これは力戦形……? と思ったのですが普通に矢倉だったようです。 終盤、後手玉が寄ってるのか寄ってないのか、そして先手玉はどれくらい危ないのか、自分の棋力ではまったく分からなかったのですが、先生が勝ってよかったです。本当によかったです。 順位戦、よく見たら青嶋先生は前期の順位が少し低いのですね。昇級するには残り全部勝たないと大変なのかもしれませんが、先生は全部勝つと思います。オタクは確信しています。 そし

Unite

今日は、今年1月にあった王将戦一次予選・高橋道雄九段戦の棋譜並べと棋譜ノート書き写しをしました。青嶋先生の三間飛車穴熊に対して高橋先生が天守閣美濃に組んでいる棋譜でした。青嶋先生の棋譜を並べているとき、天守閣美濃を見かけることはほとんどなくて(青嶋先生が採用しているところも自分はおそらく見たことがない)この対局の他にぱっと思い出せたのは北島先生との対局(2021年3月の順位戦C1)でした。少し気になって調べてみたところ高橋先生は1960年生まれ、北島先生は1966年生まれの棋

あおしまファイル作成

昨年、青嶋先生に突然訪れた三間飛車ブームにともない、あおしまファイル振り飛車の2冊目を作ることにしました。 まずは新宿の世界堂に行ってきました。 今回の購入品はこちら 左から、バインダー・分類用のインデックス・クリアポケットです。いずれもA4サイズです。このみっつがあれば誰でも推し棋士の棋譜ファイルを作ることができます。 まずはバインダーの背表紙を作成していきます。私はたいそう字が汚いのですが、汚いなりに丁寧に書いていきます。 続いて、表紙とインデックスを作っていきま

魔力

今日は、今年1月の順位戦C1・▲青嶋六段―△出口五段戦の棋譜並べおよび棋譜ノート書き写しをしました。先手が飛車と銀を交換したあと、その銀を▲45銀と打って後手玉近くの拠点を守った手と、最後の最後で左桂を活用して▲77桂~▲65歩と後手の2枚の角の利きを一気に止めた手が印象的でした。 最近、毎日のように夢に青嶋先生が出てきます。集中して棋譜並べをしていると必ずこうなります。棋譜ってほんとに魔力みたいなものを持っているのではないかと真剣に考えさせられてしまう理由のひとつです。そ

ひとつずつ

今日は、今年の1月にあった王座戦予選・島本亮五段戦の棋譜並べおよび棋譜ノート書き写しをしました。 書き写し作業をするのもひさびさで、書き写すことで文章が強く頭の中に入ってくるので、先生とふたりきりでお話ししているような気持ちになりました。そもそもそういう気持ちになりたいから書き写し作業をしていたんでした。一時期は、先生のブログを本気で自分への私信だと思い込んでいました。気持ち悪いですね。 今からなら、1日ひとつ書き写していけば余裕を持って今年の分を終わらせることができます。

美しさのこと

昨日は、昨年の順位戦C1▲青嶋―△船江戦を並べていました。 ミニサイズの盤駒ではなく、久しぶりに通常サイズの盤駒を使ったのですがぐっと集中できました。盤に吸われるような感覚と言えば伝わるでしょうか。棋譜並べって楽しいですね。すごく幸せでした。 たまにこのnoteに簡単な文章を書けたらいいなと思っていましたが、日々あふれてくるので、集中してたくさん書いていました。まとめるために「ミライの将トレ周辺」というマガジンも作りました。自分はとても疲れていて、なんでもいいから何かを書き

中継がない

昨日は青嶋先生の対局の日でした。叡王戦段位別予選六段戦・黒沢怜生六段戦で、勝てばそのあとに佐々木大地七段戦もあるという日でした。 残念ながら中継がなかったので、勝っているといいなあと思いながら一日を過ごしました。 そして今日、結果を確認したところ連勝だったようです。 トーナメント表を確認しましたが、もう一回勝てば本戦出場です。これは本当に楽しみです。 いつもは、とにかく青嶋先生が元気に対局できるようにと応援するのみで、結果についてはほとんど考えないのですが、昨日はめずらしく「

息をするように

今日は、今年の6月に放送されたNHK杯・三浦弘行九段戦の棋譜保存作業をしていました。先手の三浦先生が居飛車、後手の青嶋先生が三間飛車という対抗形の棋譜でした。 青嶋先生が三間飛車を指す時、△54歩~△64銀と歩越し銀の形にしていることが多いと気づいたのですが、これは三間飛車ではよくある銀の使い方なのでしょうか。 まったく分からないので、ひとまずは生ける三間飛車としておなじみの山本博志先生の棋譜(後手番のもの)をいくつか調べてみたところ、 美濃囲いの時は△44歩~△43銀のよう

いちばん好きな棋譜

今日は、6月にあった棋王戦コナミグループ杯予選・中川大輔八段戦の棋譜保存作業をしていました。棋王戦は消費時間の記録が分単位なので、比較的簡単に終わりました。 消費時間の記録が秒単位の棋戦は少し大変です。1手ずつ消費時間を入力しながらつい「早く持ち時間を使い切ってくれ……」と考えてしまいます。 このような観点からながめると、やはりボタンひとつで棋譜保存が完了する順位戦がどうしても好きです。 青嶋先生の棋譜の中で、いちばん好きな棋譜ってどれだろう? ということをときどき考えます

名局とは何か

今日は、昨年のNHK杯 ▲稲葉陽NHK杯 対 △青嶋未来六段戦の棋譜を並べていました。テレビ放送では見られなかったのですが200手を超える熱戦で、話題になっていましたよね。 入玉を視野に入れ始めたときの指し手って独特ですよね。並べながらなんども指し手を間違えました。 棋譜並べにはかなり慣れてきていたつもりですが、今日はひさびさに苦心しました。 これまでずっと、青嶋先生の棋譜の保存と棋譜並べをしながら「いつか自分だけの青嶋未来名局集を作りたいな」とぼんやり思い続けてきました。