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私がお金を払って学んだこと一覧(金額&しくじり含む)

今日は社会人人生20年強の中で、お金を払って学んだことについて、ゆるゆると書いていきたいと思う。

無料の学び

まずは前提の整理ですが、社会人の学びには無料の学びと有料の学びがあるわけです。無料の学びの代表格は社内研修やOJTですね。ちなみにこれ、自分にとっては無料ってだけであって会社としてはお金も時間も掛かってる。ということは、有料のものを無料で受けられている!これ、めっちゃ感謝した方がいいですね。(「この研修いらないよな~」とか思ってた若い時の私、謝りなさい!)

無料の学び、裏エースは飲み会ですね。これまた無料と言いつつ、飲み代は掛かりますけどね(たくさんの先輩にご馳走になりました!感謝!!)。若いときは毎日のように先輩と飲みに行って、いろいろ教えてもらった。好き嫌い別れるかもだけど、仕事に前向きな先輩が多かったから、飲み会で仕事の話するのは楽しかった。当時、飲み会ばかり行ってたから、彼女には「もっと計画的に貯金とかしたら」と言われたけど、「無いお金を貯めるより、もらえる額の桁変えたほうがいいわ!」とか訳の分からないことを言って煙に巻いた。きっと飲み会に行っても桁は変わらないんだろうけど、僕にとってはそれくらい学びが多かった。

最後に無料の学びの最高傑作は仕事そのものである。仕事の報酬は仕事とはよく言ったもんで、新しい仕事のチャンスはホント学ぶことが多かった。これ、無料どころかお金もらってるしね。

あ、ちなみに僕の前提で言うと、「将来起業する!」っていう想いは若い時からあったので、学ぶことについては異常に貪欲だった気がする。自分で生きていくには何より実力を付けなきゃいけないって盲目的に思ってたから、学べることがなによりご褒美だった。

有料の学び

次に、有料の学びについて。ここでふと思うわけです。学校に行くには学費が掛かった。でも、会社に行くとお金がもらえるし、学びも無料で提供してもらえる。それであれば、あえて自分でさらにお金出してまで学ぶ必要なんてないんじゃないか?

そう、これが大問題!ここで多くの人は自律的に学ぶことを辞めるわけです。

でもね、僕が若いときに教えてもらって、ホントよかったなぁって言葉があって、「一番確実な投資は自己投資!」ということ。つまりは学ぶことにお金掛けなさいってことなんだけど、有料といってもたくさんある。その中で、NO1は何といっても、読書だと思う。読書の量は嘘つかない。

また、僕が若いときにはあまり無かったけど、今であれば有料と言っても1000円とか3000円とかの価格でオンラインイベントとか、コミュニティに参加することも出来る。動画で学ぶこともできる。すごい時代だと思う。

他にも、資格の講座、英会話、スキル系講座などなどたくさんあるし、社会人の有料学びの最高峰は大学院など再び学校に行くことかな。お金も、時間も掛かるからハードルはかなり高いけど。


私がお金を払った学びの歴史

誰得?というか、誰も興味ないと思うけど、ここで私の有料学びの歴史を振り返ってみたいと思う。もはや覚えてないのもたくさんあるから、5万円以上くらいのものにしようと思う。

GCDFキャリアカウンセラー(28歳くらい)

気づいたら国家資格に進化したw

はじめて、10万以上のお金を払って行った講座。リクルートで人材紹介の仕事をしていたが、RA(リクルーティングアドバイザー)といって法人担当側だったので、ちゃんと個人のキャリアについて学びたく、受けてみた。必要かと言われると必要でもなかったけど、これを学んだことで、この後CA(キャリアアドバイザー)組織のマネジメントするときに役に立った。

②中小企業診断士講座(31歳くらい)
これは当時のメンバーに強烈に誘われて、中小企業のお客さんをもっと支援したいと思って勉強始めた。メンバーがマンパワーの通信講座をおススメしてくれたので、そのままそれを購入。30万くらいだった気がする(高い!)。ただ、ダラダラ勉強するの嫌だったので、半年本気で勉強して、1次試験の7科目合格できなかったらやめると決めて頑張った。結果、5科目受かったけど、2科目届かずで、スッキリ諦めた。中小企業診断士は科目合格があるので、続ける選択肢もあったんだけど、辞めた理由はなにより、内容がつまらなかった。家で黙々と暗記するのは無理じゃった。。。やはり自分でやりたいと思わないと無理。これはしくじり。。。30万どぶに捨てたw

人材マネジメント基礎講座(日本人材マネジメント協会:32歳)
その後、人事異動に人事になったんだけど、希望もしてないし、全くやったことない。しかも誰も教えてくれない。。。エージェントの仕事でクライアントの採用は支援してきたから分かるけど、人事の僕のミッションは「採用以外全部」だったwしかも、時はリクルートホールディングス体制作って、上場を目指すというタイミング。そして僕が人事になった理由は「ストレス耐性が強いから」。そんな武器を何も持ってない時に藁をもすがる気持ちで参加したのがこの講座。たぶん、10万円くらい。社外人事の経験豊富な方から学べるのは本当に貴重だったし、後から分かったのは人事は自社しか知らないとかなりポンコツだってこと。人事の土台が作れたのは良かった。

④中央大学大学院科目選択:戦略的人事(人材マネジメントアドバンス講座:32歳)
基礎講座受講のあと、アドバンス講座があるということを知って、継続して学んでみようと思った。こちらは15万円くらいだっと思う。ここら辺までくると学びにお金を払うことの抵抗感は全くなくて、むしろ社外での学びが自分の武器になってきていると感じ始めている。アドバンス講座は中央大学大学院の戦略的人事の講座とのコラボ講座で、授業は中大に行き、プラスで論文発表があるというもの。この時、書いた論文がこちら。論文と言っても、2万文字くらいで今読むと恥ずかしい。。。ただ、自分でリサーチクエスチョンを立てて、そこを探求していくということが楽しかった。

今読んでもなかなかいい内容ですw

ファザーリングスクール(34歳)

父親もちゃんと学んだ方がいい!

子供が生まれたタイミングで、男性育休を半年取らせて頂くことになった。9年前の当時は男性で育休取る人が1%くらいしかいない時代だったから、リクルートでも珍しかった。その時に出会ったのが、ファザーリングジャパン代表の安藤さんで、「父親」についてちゃんと学ぼうとファザーリングスクールに参加した。値段は3~5万くらいだったかな。会社ではエースでも、家では戦力外だった自分としては、育休も取ったし、ちゃんと戦力になりたいと思って講座に参加して、家事、育児のスキル・スタンスちゃんと自分に叩き込んだ。この講座も自分の人生変えるきっかけになった。

⑥早稲田ビジネススクール(MBA:35歳)

THE早稲田的な写真

そして、ついに有料学びの王様、大学院に手を出してしまいました。。。僕自身、MBAに行くつもりもなかったし、MBAなんて大したことないくらい思ってた人なんですけどね。自分がこれから起業していくって思った時に、リクルートの看板捨てて、自分で勝負したかった。というわけで思い立ったら吉日、すぐにエントリーして勢いで受験。なんとか入れてもらったので、そこから2年間、仕事をしながら学校に行く、論文を書くという生活に。MBAについては書くと長くなるので、今日は割愛しますが、学びもさることながら、スーパーな教授のみなさん、同級生、アルムナイの仲間との出会いプライスレスだったかなと。(大学院には2年間、300万くらい掛かってますけどねw)

慶応大学丸の内シティキャンパス(デザイン思考講座:43歳)
MBAの後、燃え尽きたのか、貧乏になったのか、有料学びから遠ざかってましたが、デザイン思考との出会いがあり、講師が幸福学で有名な前野先生だったこともあり、改めてちゃんと学んでみたいなと思い受講。値段は165,000円で、そこそこ高いw
ただ、MBAで使っていた脳みそと違うので、めちゃ面白かったし、この後も前野先生と一緒にイベントさせてもらったりと、元取れたと思うw
今も、卒業生サポーターとして、授業に参加させてもらって、また学んでいます。

⑧フォルケホイスコーレ(compath:44歳)
で、ラストは最近なんだけど、デンマークの大人の学び舎フォルケホイスコーレを日本でやっているとのことで、体験しに行ってきました。僕はワーケーションプログラムで、8日間北海道の東川町に滞在しながら、めちゃ自分と向き合ってきました。こちら講座&宿泊費&交通費で15万くらいでしょうかね。これもめっちゃよかった。良すぎてnote書いたのでよかったらどうぞ。


そして、僕の次なるチャレンジとしては、デザイン思考×経営をテーマにさらに学んでみたいなと思って、多摩美術大学がやっているTCLという講座に5月から参加しようと思っています。お値段35万円なり。

ここまでざっくり足して、440 万くらいでしょうか。。。こうやって整理すると、「投資」という割には少ないかもな。社会人21年だから、年20万くらい。MBAとかもあったから通常は10万以下。。。もうちょっとコンスタントに学んでいきたいなぁ。一番確実な投資は自己投資。何歳になっても学びたいし、変化していきたいなぁ。

無料の学びがたくさんある中で、なぜ高いお金払ってまで学ぶのか?意味あるのか?僕も答えがわかりませんwww

ただ、いつもお金払って参加した先には、同じ想いで参加してきた仲間がいて、その仲間との出会いがホント最高なんですよね。そんな出会いにワクワクするし、社外で学べば学ぶほど、何かに依存しない自由の身になっている気がします。

いかがでしたでしょうか。誰得?企画だったこともあり、恐らく多くの人はこの最後まで辿り着いていないことでしょう(笑)

ぜひ、最後までの読了記念にスキ♡押していってもらえると嬉しいです。

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