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不正選挙なのか、不正選挙を不正に告発なのか?

セルビアで不正選挙を巡り、抗議デモが起きています。

このような出来事を見ると、選挙制度というのは、果たして本当に正当な手続きとなり得るのかが疑問になってきます。

12月17日に投開票された議会選において、政権与党が議会で過半数を獲得しました。野党は投票のやり直しを求めています。国内外の監視団は、複数の投票所で「不規則な事態」が見受けられたと報告しています。票の水増しや買収があったとの指摘も出ています。一方で、アレクサンダル・ヴィチッチ大統領はこうした疑惑を「くだらない嘘だ」と言っています。

まず、FTの記事を見てみてください。論調は不正選挙があったとして報じています。そして、不正選挙をするような国はEUには加盟させないという脅し付きです。

そして、BBCは不正選挙に対する抗議デモを報じています。論調は不正選挙があったので、それに対して抗議が大きくなっているというものです。記事の最後には「ドイツは、選挙不正疑惑はEU加盟を目指す国にとって「容認できない」と述べた」とも報じており、不正選挙が行われたことを肯定する内容です。

一方、ロシアのメディアのRT(旧ロシアトゥデイ)は、不正選挙への抗議は西側、特に米国の扇動があり、「マイダン革命」と同じだと言っています。また、セルビアのヴィチッチ政権は、ロシアが事前に警告を発してくれていたことに感謝をしています。

実際、どちらが本当のことを言っているのか?

2014年にウクライナでマイダン革命が起きました。親露派の大統領であったヤヌコーヴィチ氏は正当な選挙で選ばれたにも関わらず、親ロシア政策に抗議する群衆がマイダン広場(キエフ)に集まり、これが暴動に発展し、政権は倒されました。

米国が裏で画策していました。

このような過去からすると、今回も・・・と思わざるを得ません。

西側はメディアを使い、情報操作をし、いかようにも「悪」を創り上げてきました。イラクのサダム・フセイン、リビアのカダフィなども「悪」として、世界に喧伝され、処刑されたのです。

現状ではどちらが「嘘」をついているのかわかりません。しかし、これまでもやってきたことが繰り返されていると考えるのが妥当ではないでしょうか。

そして、これまでと同じく、西側メディアは「偽情報」を真実として流し続けます。しかし、既に世界は気が付いてきている。西側メディアが流す報道は、プロパガンダが多い、と。

公正な選挙でも、メディアを使って、不正だと騒げば、不正選挙になってしまう。不正選挙も公正だとメディアを使って騒げば、公正になってしまう。

何が公正で、何が不正か、決めるのはメディア?そして、そのメディアを操作しているディープステートやグローバリスト?

世界の人々も、馬鹿じゃない。そろそろ騙すことにも限界がきている気がする。セルビアで起きている出来事も、ディープステートやグローバリストがその正体をさらけ出すきっかけになってくるかもしれません。

日本では、ほとんど報じられていないと思いますが、世界で起きている出来事です。

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