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日本経済

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日本の経済、日銀の金融政策などについて書いています。
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2023年2月の記事一覧

植田氏、リフレ派に配慮 大規模緩和「メリット上回る」~オーストラリア連銀の教訓~…

1.植田氏、リフレ派に配慮 大規模緩和「メリット上回る」2.オーストラリア連銀の教訓とは …

日銀の金融政策正常化「格付けにマイナスも」 S&P担当~MMTと日本国債の格付け~【日…

1.日銀の金融政策正常化「格付けにマイナスも」 S&P担当日本国債の格付けに対する議論が出て…

外為17時 円、続落 134円台後半 FRBの利上げ継続観測が重荷~日銀の金融緩和継続は…

1.外為17時 円、続落 134円台後半 一時の150円を超える円安ではありませんが、FRBの利上…

日本の名目GDP、ドイツが肉薄 世界3位危うく~なぜ、日本のGDPは伸びなかったのか~…

1.日本の名目GDP、ドイツが肉薄 世界3位危うくこの記事で率直に思うのは、人口の違いです。…

中小企業の賃上げ率、横ばいどまりか 物価高補えぬ公算~進まない中小企業の賃上げ~…

1.中小企業の賃上げ率、横ばいどまりか2.大企業では賃上げが進み始めたが・・・賃上げが今年…

イオン、パート時給7%賃上げ 国内最多の40万人~通貨の価値保存を考える時代~【日経…

1.イオン、パート時給7%賃上げ2.通貨の機能とデフレ時代の価値保存2.通貨の機能とデフレ時…

金利「痛み止め」鈍る効能 揺るがぬ市場の緩和修正観測~日銀の金融政策を振り返ってみる~【日経新聞をより深く】

1.金利「痛み止め」鈍る効能 揺るがぬ市場の緩和修正観測2.伝統的金融政策のおさらい景気が過度な成長ペースを超えてどんどん良くなると、インフレ(物価上昇)率が高くなる恐れが強まります。 逆に、景気が後退したままどんどん悪くなると、デフレ(物価下落)が深刻になっていきます。つまり、景気が良くても悪くても一定の時間をおいて、物価(消費者物価)の上昇や下落につながります。景気が上がるのも下がるのも過度になると、インフレやデフレが加速してしまうので、良いとは言えません。「適度」が重

1年後の物価は?「9.7%上昇」予想 日銀の生活意識調査~日本国民の生活意識は?~【…

1.1年後の物価は?「9.7%上昇」予想 日銀の生活意識調査2.日本でも4%を超えてきたインフレ…

日本、中央銀行総裁にゼロ金利を支持する上田和男氏を起用へ/ウォールストリートジャ…

Japan Set to Tap Kazuo Ueda, Backer of Zero Rates, as Central Bank Head 日本、中央銀行総…

「拙速な引き締め避けよ」 植田語録で占う日銀の針路~日銀はそれでも緩和を続ける?…

1.「拙速な引き締め避けよ」 植田語録で占う日銀の針路2.金利上昇が始まっている1980年から…

関西4地銀で税引減益 22年4~12月、債券損失が重荷~今後の金利が焦点の地銀の行方~…

1.関西4地銀で税引減益 22年4~12月、債券損失が重荷2.地銀の現状2022年の地銀の有価証券運…

「ダークホース」植田和男氏、次期日銀総裁の予想を覆す/フィナンシャルタイムズを読…

‘Dark horse’ Kazuo Ueda upsets expectations for next Bank of Japan governor 「ダークホ…

日銀、マイナス金利からのトリッキーな道筋を描くため「アイデアマン」を獲得/フィナ…

Bank of Japan gets ‘ideas man’ to chart tricky path from negative rates 日銀、マイナス…

債券15時 超長期債利回りが上昇 米金利上昇や入札控え~金融正常化の場合の金利予測~【日経新聞をより深く】

1.債券15時 超長期債利回りが上昇 米金利上昇や入札控え日本10年物国債金利は日銀が許容範囲の上限とする0.5%付近で推移しています。 上記は直近1週間の日本国債10年物金利の推移ですが、0.5%を突き抜けて、日銀が抑え込んでいることが予測されます。金利の上昇圧力は日銀にプレッシャーをかけているといえるでしょう。 下記は、日銀のバランスシートです。金利を抑え込むために日銀が資産購入を増やしていることがわかります。 一度は資産の縮小が始まっていましたが、金利上昇の圧力を