フーシ派と米国の対立、その背景にあるイランの近現代を知る
イスラエルとハマスの戦争に、紅海でのフーシ派の襲撃が加わり、不安定化が増しています。
米国、英国はフーシ派への攻撃を検討しているようです。フーシ派の背後にはイランがおり、フーシ派への攻撃はイランを巻き込んだ中東での大戦争になる危険性をはらんでいます。
中東問題の複雑さは、イスラエル対アラブという構図以外に、イランと米国の対立もあるというところです。しかし、このイランと米国の対立の理解のためには、イランの近現代史を振り返ってみる必要があります。
【カージャール朝(1779