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ともに泣きともに笑う 広陵高校野球部の真髄/中井哲之

今回は野球繋がりで、
広島の名門広陵高校の監督の中井哲之さんの著書

ともに泣きともに笑う 広陵高校野球部の真髄

の本の話を書きたいと思います!!

広島・広陵高校 野球部とは

創部はなんと1911年(明治44年)
ちょうど創部してから100年に今年なるそうです。

OBも野球界で活躍された方や、今も活躍している方がたくさんいます!
・ 金本知憲(元広島・阪神)
・新井良太(元中日、阪神)
・野村祐輔(広島)
・ 有原 航平(日ハム)
etc……

部員数もなんと152名と、人数もかなり多く、
甲子園でも常連のチームです!!
春の選抜大会でも優勝2回、夏も準優勝が2回と
高校野球をあまり知らない方でも知っているよという方が多いチームです。

僕の友人もちなみに広陵高校出身で、
2008年の時に甲子園の開会式で3年ぶりに再会した時はちょっと嬉しかったです(笑)

そして、広島広陵高校の監督といえば、
有名なのが中井哲之監督です。

中井哲之監督

1990年4月に当時27歳だった中井さんが監督に就任し、
何度か辞任するも、多くの復活を望む声に後押しをされて、
2020年の現在も監督として、最前線で選手として戦っている方です!

みなさんの記憶にあるのは、
2007年の夏の甲子園佐賀北旋風かなと思いますが、
佐賀北高校が逆転満塁ホームランを放って、劇的な優勝を決めた試合ですが、その試合の相手チームが広陵高校であり、その時の投手が今広島でエースとして活躍する野村祐輔選手で、捕手が巨人の小林誠司選手でした!!

最近ですと、
2018年に清原さんが記録して破られることはないだろうと言われた
大会本塁打記録を更新した中村奨成(広島東洋カープ)選手の活躍を覚えてる方も多いのではないでしょうか?

そんな多くの選手を輩出し、常に甲子園の常連たるチームにしてきた中井哲之監督がチーム作りの上で大事にしていることが詰まっているのがこちらの本でした。

ともに泣きともに笑う 広陵高校野球部の真髄
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%AB%E6%B3%A3%E3%81%8D%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%AB%E7%AC%91%E3%81%86-%E5%BA%83%E9%99%B5%E9%AB%98%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83%E9%83%A8%E3%81%AE%E7%9C%9F%E9%AB%84-%E4%B8%AD%E4%BA%95-%E5%93%B2%E4%B9%8B/dp/4583107145

実力主義な野球界の中で、レギュラーだから偉いのではなく、
むしろ裏方に徹して、日が当たらない中でも一生懸命自分の役割をこなし、
誰に感謝されなくともチームの為に汗水流せる存在がいることを大事にしなければならないことなど!

野球ができればOKというわけではなく、
人として、一人の人間としての成長を大事にし、
世の中に通用する人間を輩出し続ける
そんな監督が大事にしていることが詰まっているのが
この一冊目の本です。

特にご家族がなんとしてもこの監督のもとで子供に野球をやらせたいと
監督の評判を聞いて全国から選手が集まってくるのは本当にすごいなと思いますし、
昨今体罰やパワハラで、なかなか本音が言えない世の中になっている中で、
一人の人として選手と向き合う姿勢に、大変感銘を受けた本でした!!

チーム作りの基礎となる、
・本音で人と向き合うこと
・「ありがとう」をしっかりと伝える。コミュニケーションを大事にする
・一丸となって目標に向かうチーム作り
など、ぜひ学びの多い本なので、野球ファンのみならず、自己成長したい方や、組織づくりをされている方は、手にとってみると面白いのではないかと思います。

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