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なぜ「数学」を学ぶのか?

たし算や引き算ができれば生活で困ることはないのに、
なんで数学を勉強する必要があるんですか?

算数と数学に特化した学習支援を行っている学習教室ミライエには、そんな質問がよく届きます。
確かに因数定理や複素数を知らなくても、人は生きていけます。ではなぜ、たし算や引き算といった計算を学んだその先に、多くの時間を割いて数学を勉強するのか。それは、物事を筋道立てて論理的に考える思考法(論理的思考)を身に付けるためです。

数学は哲学から派生して生まれました。哲学は世界で起こる事象の原理を解明するための学問です。その神髄は数学でも生きていて、私たちは先人たちが残してくれたさまざまな公式や定理を学ぶことで、事象の原理を解明するための思考法を身に付けることができます。

数学が数学らしくなってくるのは高校に入ってからです。
中学数学は、「数学」とはいうものの、やっていることは半分ほどは計算。計算は野球に例えると素振りのようなもので、数学という学問を運用するための単なるツールです。まだまだ数学の神髄には迫っていません。数学の本質は、計算のその先にある「思考」にあります。

私たちは日々の生活のなかで、実に多くの文章に触れます。それらを正しく理解するのに論理的な読解力が欠かせません。また、人に何かを説明する際、分かりやすく伝えようとするときには論理的な筋立てが必要です。数学を学ぶことは、そういった読解力やコミュニケーションスキルの育成に役立ちます。


◆学習教室ミライエ
NPO法人子どもの未来を紡ぐ会が運営する学習教室ミライエは、①基礎学力と学習習慣の定着②自己肯定感の醸成 を指導理念に掲げています。
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学習教室ミライエ紹介動画
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◆【運営団体】NPO法人子どもの未来を紡ぐ会
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