女性建築士としての道:私の経験と女の子たちへのメッセージ
みんな人生かけてると思うけど。自分が頑張ったのは自分の道があったから。
建築士を目指すということ。
そんなお話になり、小学生の女の子にこないだ伝えたこと。
小学生Rちゃんの質問
フラードームの模型づくりのオンラインワークショップの中で
小学生のRちゃんに「建築士って大学にいかないとなれませんか?」と質問をもらいました。
建築士への多様な道
工業系高校で建築科に行けばなれるし、短大でもなれるよと。
ただし、これは受験資格がもらえるだけで、建築士の資格がもらえるわけではない。し、詳しく話せば、実務経験だけで建築士の受験資格は取れる。
むっちゃんは、厚生労働省管轄のポリテクカレッジの前の職業訓練短期学校へ行き、二年間勉強して、二級建築士の受験資格をもらったので、卒業の翌年に二級建築士を取りました。
どんな学校へ行けばいいか…いろんな選択肢があるよね
子どもたちに分かりやすいのはこのサイトを参照してみてください。
二級建築士は自力で勉強して取れたけど。
そこから設計事務所の実務経験を経て28歳かなぁ。
まぁまぁな年齢になりまして、一級建築士の受験資格を得て、やっと受験できます。
一級建築士への挑戦
でも、一級建築士を取るのはそんなに簡単じゃなくて、苦手な構造も理解しないといけないし、仕事もしている。なので、専門の学校へ通いました。
仕事もしてる、結婚もしてて、子どもも欲しい。
一級建築士を取るまでは子どもは産めないと思っていました。
なので、この一年は頑張ろう!この一年しかない。
そんな思いで取りました。
筆記試験は、なんとか通ったけど
図面の試験で失敗したかも!!!!!😢
ってなって、この勉強をもう一年するなんて嫌だってなってたのを覚えています。
でも、受かってました(笑)
ほんとに良かった。そして翌年に長男妊娠して、その翌年に出産しました。
Rちゃんが女の子だったから、余計なことかと思ったけど自分の経験を
伝えてしまいました。
女性としての葛藤
結婚して、子どもをって考えてたら
やっぱり、資格取得ってとても考えるよね。
むっちゃんは、赤ちゃん考えてたから。赤ちゃんを妊娠して出産する期間も限られてる。そう思ってて
二年かけるなんて、そんなことはできないと本当に思ってた。
未来を夢見る女の子へ
こんな話する人はいないかもしれない
事実、建築士になるには、みんなそんなふうに人生かけてると思う。
もう、そんな時代でもないかもしれないなとも思うけど。
赤ちゃん産んだって仕事して
勉強もできるかもしれない
でも、女の子はやっぱり人生を考えてしまうだろうなと
自分がそんな時に、人生かけてがむしゃらに勉強したことを伝えて
この子の夢を奪うのかもしれないなともふと思ったりもしたけど
それとも
それでもなりたいと願うのかはわからないね。
ふと、その時に伝えなければと思ったな。
こどもたちは何にでもなれる
一級建築士の資格なんかなくても、デザインはできるけど
それでも、目指す国家資格。自分の子どものころからの夢。
それなりの覚悟がいっちゃうね
でも、本当に子どもたちは建築士以外にも
何にでもなれるし誰でもなれる
それは、やっぱりなりたい!!という熱量のもとにあることかも
子どもたちにはどんな未来が待っているかなぁ
今日のお話がみんなの何かになればいいな。
■MIRAICRAFT
生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰
■香川県高松市
■子ども建築士教室
創造あそび・模型コース
■ベネッセみらいキャンパス講師
■ミライクラフト一級建築士事務所
■Instagram
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■Facebook
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