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パターン・ランゲージ制作体験1日ワークショップ

  • パターン・ランゲージ

  • ドキドキのインタビュー

  • パターンの骨格づくり

  • 対話から生まれる関係性

【パターン・ランゲージ】
 パターン・ランゲージってご存知ですか?

パターン・ランゲージは、すでに豊かな経験を持っている人から「コツの抽出」をし、他の人が「やってみたくなるヒント集」として提示するという、新しい「知恵の伝承&学び」の方法です。コツを日常の中で「使いながら学ぶ」ことができ、さらに「自分なりの創造」の幅を持って試行錯誤していけるため、良い学びを速く自分らしく積み重ねていくことができます。

◼︎中空の言葉
抽象的過ぎず(例:スローガン)具体的過ぎず(例:マニュアル)。
実践方法を示しつつ、考える余地を残した抽象度のある言葉(中空の言葉)を使うことで、多様な具体的行動が含まれイメージが生成されやすくなります。

中空の言葉って?

お題は「良いチームをつくるコツ」でした。3~4人でチームとなって、自己紹介&チーム名を決めることからワークショップがスタート

パターン・ランゲージの概要説明、事例紹介を受けていよいよ製作開始!

【ドキドキのインタビュー】
 事前課題をベースに、インタビュアー、回答者、筆記者の役を持ち回りで担当。
慣れないインタビュアー役に戸惑いながらも、「良いチームづくりにあたって、さりげなくやっているコツ」が30~40個抽出される。

◼︎インタビューの心得
① 話し手が伝えたい大切なことは?
② 具体的にどうやっているか?
③ なぜそれをやっているのか?

“さりげなく”の一言がたくさんのアイデアを出すコツかも。でも無自覚の行動を洗い出すのは難しい?と思ってるうちに、同じコツ同士をくっつける次の作業に進む。(ワークショップでは結婚と表現)

コツカードの結婚式

       ↓

結婚したカードを意味の近しいものごとにグルーピング

       ↓

チームで1枚の結婚カードを選び

       ↓

【パターンの骨格】
 いよいよ、パターン・ランゲージの骨格づくり!!
解決策(Solution)、問題(Problem)、文脈(Context)を各自で書き出してチームで共有

誰の案がいいかを決めるのではなくチームのパターンとしてまとめ、
パターンに名前をつけたら、ついに完成!!

【対話から生まれる関係性】
 普段はぐっすり眠っている脳の特定箇所を使ったような不思議な疲労感と何とか作りあげた達成感か入り混じった不思議な感覚が残りました。
振り返ってみると、6時間を超えるワークショップを共に乗り越えたメンバー同士の相互理解がかなり深まりました。そして、即席にしては“いいチーム”になったようにも感じました。
テーマを設定してグループで対話を繰り返すこと自体が、新たな関係性を育む“良いチームをつくるコツ“なのかもしれません。

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