亀とウサギ

ゆっくりしか歩けない亀に、

「走れ走れ走れ!なんでウサギのように早く走れないんだ!!」
…なんて、そんなん無理に決まってるやん!笑 

亀は亀のペースがあるし、ウサギにはウサギのペースがある 最終的には同じゴールにつけるんだもの。それでいいじゃない。だったらウサギのように早くゴールに着く人間になりたかったって? そうかなぁ。わたしは、ゆっくりだけど、必死に足を動かして前に進んで、周りを見ながら遠回りしながらでも、ゆっくり進むことの大変さや、だからこそこゴールに着いた時の喜びを味わえる亀の方になりたいな。


もちろん、ウサギのような人も必要で。そういう風に駆け抜けて行ってくれるひとが先駆者となり道を開いてくれる。そういう意味で、ウサギの方が大変かもしれないね。亀はその後を苦しむことはあってもついて行くだけでいいのだから。先駆者は本当に大変。自分一人で何もかも切り開いていって。そんなこと、誰にでもできることじゃない。


だから亀もウサギもどちらも絶対に必要な存在なの。この世界が良くなって行くためには、ウサギだけでは足りない、亀だけでも足りないの。大事なのは、お互いの良さを認め合い、尊重し合うこと。
でもこれが意外と、いや、結構難しくて。それができたら、世界はもうとっくに平和になってる。


だから、相手を憎みそうになった時、苦しい時こそ、自分の声に耳を傾けてみて。あなたは本当はすごく優しい人間だから。色んな人の声を聞きすぎて、自分の優しを忘れてしまっているだけ。自分の声に耳を傾けて、何がつらかったのか、ムカついたのか、人に話してみて。特に自分をわかってくれてる人に話すのが一番いいね。もしそういう人でなくても、話すことで、自分の耳に心に傾けることで、あなたの優しさを思い出すことができると思うの。

2018.10.16

#人生 #考えたこと #自分のペースで #人の優しさ #生きて