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気分が晴れない時は~〇〇〇〇にいく~あなただけの場所

理由もわからず気分が晴れないのは目標を失っている時?

◆なにもない朝が来るのが嫌だった時期

宇宙からの強制終了がかかって、会社に行けなくなった私は、鬱病の診断を受け、休職することになりました。(強制終了のお話はこちらから)
でもその休職している間というのは、体を休めていれば良くなるのか?と言えばそうではなく(私の場合ですよ)
思考と心が結びついているわけなので、思考がぐるぐるいろんなことを考えすぎていると、心が休まらなくて、焦りが生まれたり勇気を失ったり恐怖を感じたりと、ずっと一人で自分自身とたたかわなければなりませんでした。

今思うと、この孤独な闘いを強いられた期間はつらかったなと思います。
その時期は、内観することも知らないし、ただどうして今がつらいのか?どうしてこうなってしまったのか?もう自分で立て直すことはできないのか?など、わからないことだらけで、
心療内科の先生と話をしても『今は休んでください』とだけ言われるだけで、本当に解決の糸口を見つけることができませんでした。

こんな毎日がこれからもずっと続くのか?と思うと、それもまた苦痛のタネになりました。
なにもない朝が来るのが嫌で、処方されていた睡眠導入剤を不定期でのんで現実逃避のために眠る・・・
ことを繰り返していました。

◆娘に言われた衝撃のひとこと

昼も夜も区別なく寝てばかりいる私に、当時小学1年生だった娘が言いました。
『寝てばかりいるママなんて嫌いだ!』

このひとことは、相当私に響きました。
でもその言葉は当然です。私がどんな仕事をしてきて、どんなことが起きて、今人生に絶望していて、鬱病になっていて、日常生活がまともに送れなくなって、そのせいで子供たちのこともまともにできていない・・・。こんなこと理解できるわけもないのですから。

私は、社会でもはじかれて、家の中でも嫌われて、一体私はどこでどうやって生きていけばいいの?本当に絶望的でした。
そんな私が答えを求めて動いた先は、本屋さんでした。
なにか答えが欲しくて、なにか私がまた今までの様に動ける私になれるためのきっかけが欲しくて、本屋さんに行きました。

たくさんの書籍がある空間は私の答えの宝庫のように見えました。
きっとこの中に答えがあって、読めば私の何かが変わってくれるはず!と本屋さんの中をマンガ以外のコーナーを、ありとあらゆるコーナーを見て回りました。

学生時代に好きだった小説を見つけて再び読んだり、資格の参考書を見たり。そ
こで思い出したのが『あ、私って本を読むこと好きだったな・・・』でした。
もちろん書籍から得られる知識、答えも欲しかったけれど、それ以前に私が好きなこと、読書すること。これを思い出しました。
こんな簡単な好きなこと、読書するという行為さえも、自分には許さないほど自分を痛めつけていたことに気づきました。

◆なにもない日々に光が差した

読書は私のなにもない日々に、あたたかな光を差してくれました。
「なにもない=苦痛」だったのが、本屋さんに行くという楽しみや目的を見つけたとたんに「なにもない=なんでもOK」に変わりました。

そこでたくさんの本を読み、今こうして内観や宇宙の法則についてこの場でお話することが出来ています。

あの強制終了が起きたことが、本当に私の人生を変えました。

気分が晴れない時というのはきっと目標を失ってしまっている時で、どこに自分が向いたらいいのかわからず、どこに進めばいいのかもわからず、迷子になってしまっている時なのだと思います。
そんな時は、私のようにきっかけがあるにせよないにせよ、ちょっと外に出てみるのがいいですね。
目にするもの、聞くもの、気分が晴れるための小さな出来事で光を差してくれるかもしれません。

◆気分が知らせてくれていること

この時よりずっと後になって知ったことですが、あなたが良い気分でいるか?悪い気分でいるか?明確でないモヤモヤした気分でいるか?これらはみな、あなたが今どういう状態で、どこにいますよ~!と教えてくれているものなのだそうです。

宇宙存在は、あなたに気づいてもらいたい時は『気分を味わわせる』ことで気づかせようとしてくれます。あなたが良い気分でいる時は、向かう方向も合っている、あなたが悪い気分でいる時は、なにか違っているよと教えてくれています。なにか違っているよという感情の時は、内観のタイミングです。

◆気分が晴れない時の行動はなんでもいい

気分が晴れない時の行動はなんでもいいです。
私の場合は読書であって、図書館に行ったり、本屋さんに行って(特にたくさんの書籍を取り扱っている大型書店が好きです)
時間の限り、端から端まで見て回り、気になるタイトルの本をパラパラとめくり、気になるページだけ読んで・・・どうしても全部読みたい!というものを購入して帰ります。(あ、メルカリで購入するときもあります)
気になるというのは、これも「今」の私に必要なメッセージと捉えているので、その感覚を大事にしています。
あなたは例えば、珈琲を飲みに行くとかかもしれません。
その場合は、珈琲の香りや、種類を知ることでひらめく何かがあるのかもしれないし、その空間で見かける誰かにインスピレーションを感じるのかもしれません。
何が起こるのか?は誰にもわかりませんが、気分が晴れる”陽が差す”ことであなたの向かう方向が見えてくるのだと思います。
宇宙存在は、あなたに気分で教えてくれています。

気分が晴れない時、あなたはなにをしますか?

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