渡る。
瀬戸内海にはたくさんの島がありますが、橋でそのまま渡ることのできる島がほかの地域と比べて多いのではないでしょうか。
車やバイクでそのまま渡って楽しめるのが魅力ですが、船で渡る島の雰囲気も味わいたくなりました。
ちいさめながらも立派な船です。車が5,6台、人も5,6人。最寄りから乗ったので運賃もお安く済みました。
今回は焦点距離が被るのを承知で、Q7に標準ズームを着けてみました。望遠ズームも良かったですが、標準域の使いやすい画角とフイルム調モードがドンピシャ。本体の軽さ、発色の良さが相まって撮るのが楽しいこと。
港を降りてすぐ、オブジェクト貫通バグを起こしたようなトイレ。
フレアは盛大に出ます。逆光下ではT1とオールドレンズ、タイレンズで遊んだほうが向いてそう。
ブロニカの特大ファインダー。スマートフォン的な撮り方ができるのはファインダーのないQ7ならでは?
見慣れない分別方法。二人そろって撮っていました。
島には住宅街?の中でも羊がいました。めちゃキレてる。
メガソーラー。寂しい気持ちもありますが、展望所までつくる気合の入りよう。せっかくなので展望しますよね。
目的地。かつての造船所です。
錆感、人が"居た"感。気になりますが、近付くのはやめておきましょう。
他との交流が少なくなりがちな島は、ゆっくりとした時間を感じることができます。同じだけ時間は過ぎているはずなのですが、不思議です。
復路でもキレる羊。今度は近くで大音量、近所に居たらしい鶏も狂ったように鳴き始めてしまったので撤収。
ちいさな島なので当然、海はあちこちから見えます。路地を抜けた先にも、小高い丘からも。
船はしばらく来ないからとのんびりお昼にしていたところ、妙に見難い時刻表を見間違えていたようで帰りの船が出て行っていました。船まで100mほどだったのですが、2時間ほど追加時間ができてしまいました。
あきらめて探索。たまに見る美少女手水図です。
学校脇に神社。この島、やたらと信仰対象が配置されていて人口とどちらが多いかわからないほどです。
学校は美術的な施設に改装されているようでしたが、また船を逃してもいけないので目の前でUターン。海寄りのほうへ、人がより居ないほうへフラフラと。
似たような構成だけれど、どこか知っている雰囲気とは違う雰囲気です。
お見送りの犬。
Fujifilm X-T1
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PENTAX Q7
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