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トラウマケアを受けてみた DAY1
物心ついたときから、ずっと生きづらかった。
周りの目を気にしたり、自分の意見を伝えることが怖かったり、他人からはコミュニケーション力が高いと言われるが深い付き合いを避けてしまっていた。
それが仕事にも影響してきてしまい、もうこれ以上見ないふりはできないと思い、カウンセリングを受けることに決めた。
この記事では、そんな生きづらさを抱えた私が、1万円以上するトラウマケアセラピーを受けてみた経験をシェアしようと思います。
普通に育ったはずなのに、なんか生きづらい
よく言われる “虐待を受けた” とか、“壮絶ないじめを受けた” という経験はない。うつ状態になって心療内科でカウンセリングを受けたとき、怖いながらも自分のことを話したが、「過去に原因があることは無さそうね」と言われた。
たしかにそうだ。両親は基本的に仲が良かったし、普通に育ててくれたと思う。
でも、幼い頃の記憶はネガティブなものが多いし、何かがずっと引っかかったまま生きている感じがした。
いろいろな悩みを検索しているうちに、「愛着障害」というワードに出会った。「恐れ・回避型愛着スタイル」。これだ。と思い、カウンセリングを調べていると、こちらのセンターに行き着いた。
ここのカウンセラーである、みき いちたろうさんの著書はぜひ読んでいただきたい。本にピンとくれば、カウンセリングはあなたにとって解決策のひとつになると思う。
いざ、緊張のカウンセリング
まず、カウンセリング当日までに50問以上の問診票に記入して送信する。この時点でこれまで受けた心療内科・精神科のカウンセリングとは違う。
これまでのカウンセリングは、「うつ状態」「摂食障害」などの表面的な“症状”だけを見られており、話していることは確かに事実だが、本質までたどり着かない感じがした。
しかしこちらの問診票では、幼少期から事細かに記入する。祖父母の性格とか、幼稚園の友達付き合いとか、身体の症状や現在の日常生活まで、それはもうあらゆることを。
記入には1日以上かかったので大変だったが、むしろ「全てをさらけ出すので、どうにか原因を見つけ解決してください、お願いします」という気持ちだった。
これくらい詳細に自分のことを知ってもらわないと、この生きづらさは解決しないと感じた。
実際にカウンセリング当日、みき先生と一緒に問診票を元に過去を振り返っていくと、その通りだった。
私からするとほんの些細なことだったり、むしろ良い傾向だと思っていたことが、この生きづらさの原因となっていたのだ。
それが積み重なってできるのが、本のタイトルにもなっている「発達性トラウマ」だ。
1時間ほど問診票をもとに話したあと、さっそくトラウマケアに入っていった。トラウマケアの詳細は著作権の都合上記載してよいのかわからないので伏せさせていただく。
初めてトラウマケアを受けてみて
今回は初診で、トラウマケアの時間は短時間だったため、すぐには効果はわからない。
しかし、トラウマケアの直後、みき先生からどんな感じがしますか?と聞かれたときは、頭がすっきりした感じや、今回の一番の課題「人との深いコミュニケーションができない」状態を思い出しづらい感じがした。ネガティブかポジティブかと言われると、ポジティブな変化だった。
トラウマケアの2-3日後などに効果が出てくることもあるそうなので、焦らずいつもどおり過ごしてみたい。ただ、効果が出たと実感できるものなのか、実感した状態がどんな感じなのかわからないことは不安ではある。
また1週間後に予約をしたので、noteで経過を報告できればと思う。
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