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こどもだからこそ楽しめる『お能』の世界を3分解説

みなさんこんにちは!
noteをご覧いただきありがとうございます!

みなさんはお能に対して、

「敷居が高い」
「こどもには難しい」

というイメージをお持ちではないでしょうか?

そんなみなさんも、noteを読み終えた頃には、

「お能ってこんなに奥が深いんだ、楽しそう!」

という気持ちになること間違いなしです!

3分ほどで読める内容ですので、隙間時間に是非ご覧ください!

*お能についてすでにご存知の方は、
「目次2、こどもだからこそ楽しめる”お能”の世界」からご覧ください。

1、”お能”とは

そもそも”お能”とはどういったものなのでしょうか?
公益財団法人能楽協会公式サイトでは以下のように説明しています。

能とは?
室町時代(14世紀)に成立した能は、六百年を越える歴史の中で独自の様式を磨き上げてきた日本の代表的な古典芸能であり、同時に、現代に生きる世界の演劇の一つでもある。その特徴を一言で言えば、面と美しい装束を用い、専用の能舞台で上演される歌舞劇、とまとめることができるだろう。
能舞台の上では、日本版コメディの狂言も演ぜられる。能と狂言は源を同じくし、同じ能舞台の上でそれぞれ別の側面を発展させてきた。
出展:公益財団法人 能楽協会 公式サイト

少し難しいかも、、?
という方向けに簡単にまとめてみました!

お能
お能は笛や鼓による伴奏と地謡(じうたい)と呼ばれる謡(うたい)に合わせて、舞台上の人物が舞を踊りながら物語を展開する演劇(えんげき)です。
音楽と歌に合わせて、ダンスをするミュージカルやオペラに例えられます。

狂言
狂言は会話を中心に物語が展開され、笑いを通して人間を描く喜劇(きげき)です。
コントやコメディに例えられます。

以上がお能と狂言の説明となりますが、いかがでしたでしょうか?
文章だけだとイメージがつきづらいかもしれませんが、ここでは「お能=ミュージカル」「狂言=コント」と覚えていただければOKです!

ここからは「お能」についてもう深掘りをしていきます。

2、こどもだからこそ楽しめる”お能”の世界

お能について少し理解したところで、テーマになっている
「こどもだからこそ”お能”を楽しめる理由」をお伝えしていきます。

その理由はズバリ、
「お能がこどもたちが生まれつき持っている”感性”で楽しむもの」
だからです。

お能にはドラマのようにわかりやすいセリフはありません。
舞台の上には、「作リ物」と呼ばれる一種の舞台装置が出されることありますが、情景を描くセットもありません。

ではどのように楽しむのでしょうか?

その楽しみ方は、

所作(=細かな動き)、謡(うたい)、衣装、舞台のつくり、音楽、、

それらを

「よく見て、よく聞いて、よく感じる」

ところから始まります。

そして想像力を働かせ、情景を思い浮かべます。

ここに、こどもだからこそ楽しめる”お能”の世界の秘密があります。

例えば、おままごとを思い出してみてください。

こどもたちは積み木をさまざま料理に見立てて、まるでそこに本物の料理があるかのように遊びます。

この例からもわかるように、こどもたちは五感で感じて、想像をすることが自然とできるのです!

それが感じる力、「感性」です。
つまり感性さえあれば、こども・大人一緒にお能は楽しむことができます。

むしろ「お能=難しそう」という固定概念がないこどものうちに体験をすることで、世界がグッと広がるきっかけになります。

3、お能の世界を一緒に探求しませんか?

いかがでしたでしょうか?
このnoteを通して、
「お能ってこんなに奥が深いんだ、楽しそう!」
と少しでも身近に感じたり、興味を持っていただけら嬉しいです。

最後に7/22(木)開催、
『お能』の世界を探求しよう!
の紹介をします!

このイベントのポイントは3つです。

1つ目のポイントは、
事前ワークで”楽しみ方”を学ぶ!
能について・舞台のあらすじの説明、舞台の見どころなどをこどもたちにもわかりやすく伝えます。
基礎知識を学ぶことで、「わからない」から「おもしろい」という気持ちを引き出します。
事前ワークでは鑑賞中のミッションも伝えます!

2つ目のポイントは、
鑑賞が学びになるワークシート付き!
鑑賞中に気づいたこと、事前学習で伝えたミッションを記入する「” お能ラボ ”ワークシート」を準備しています。
ワークシートはこどもたちの自発的な学びに繋がり、経験をカタチに残します。

3つ目のポイントはお稽古体験ができる!
宝生流能楽師シテ方重要無形文化財総合指定(能楽)保持者、佐野登さんをゲストにお迎えして舞台鑑賞の後にお稽古体験を行います。
鑑賞直後の子どもたちは、カラダ全体でどのように表現するのか?
今からとても楽しみです!

この記事を読んで「お能をもっと知りたい!」と思ってくださった方はぜひ私たちと一緒にお能の世界を探求しませんか?
<7/22(木)『お能』の世界を探求しよう!>
詳細はこちら

202100722お能

この記事がお能の世界への一歩となれたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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