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【大学受験】小学生の保護者も必見!?大学受験の入試方式は早めに確認しよう!!

はじめに

以前、「大学受験直前期は『親も』冷静さを失います。」という記事を書かせていただきました。

https://note.com/mirai_he_go/n/n467db03f1ab4

この記事では、お金のことを書かせていただきましたが、イマドキの大学受験、親世代と違いかなり複雑化していて、本当にややこしい。
塾も最近はしっかり面接などもしてくれるそうですが、塾の先生たちも子どもたちのことをそんなによく見て受験指導してくれるとは思えませんし、本人や親が情報収集をしっかりしていく必要があると考えています。

私のnoteは、理系の中高生の方に少しでも役立ちそうな情報を書くことを目的としていて、科学オリンピックやコンテストなどの成績利用で出願できる推薦入試などの情報を書いていますが、そもそも入試方式が複雑化しているので、その辺りもザックリではありますが、書いておきたいと思います。
ザックリなので、私の書いた情報はサブ的な感じで利用してください。気になる大学については、早めに入試情報を確認されることをお勧めします。


それではザックリ行ってみましょう!!

ザックリ確認『入試方式』

まず最初に、一般的な入試方式をざっくりとですが、確認しておきたいと思います。


現在の入試方式の大枠

大学入試は、現在、

一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜という呼び方になっています。

①一般選抜

いわゆる一般入試です。
国公立大学だと、共通テストが一次試験となり、二次試験が大学ごとの個別試験となる形式が多いと思います。
私立では、共通テストのみで合格が決まる方式などもあり、科目数も少ない場合もありますが、この場合も一般選抜となります。

②総合型選抜

推薦入試となり、旧方式ですとAO入試となります。

③学校推薦型選抜

こちらも推薦入試となります。名前の通り学校の推薦が必要な推薦入試となります。
学校推薦型選抜には、「公募制」と「指定校制」があり、「指定校制」は、旧指定校推薦のことです。


そして・・・

その他になるのかな?一般には開かれていない入試として、

内部進学がありますね。

④内部進学

大学の附属の高校や提携高校などからの進学制度となります。


各入試方式

次に各入試方式をザックリと確認したいと思います。

①一般選抜

国公立大学だと、共通テストが一次試験となり、二次試験が大学ごとの個別試験となる形式が多いと思います。
私立ですと、難関私立と言われる大学は、共通テストを課さず、大学の独自問題を課す大学もあります。
一方で、共通テストのみで合格が決まる方式や、共通テストのみの場合でも、科目数が多い入試もあれば、少ない場合もあります。
また、英語民間試験の成績を利用することが出来る入試を実施している大学もあります。

一般選抜は、東大や京大などの最難関国立大学の入試のイメージが強いため、たくさんの科目をしっかり勉強しないと合格が勝ち取れない受験という印象がありますが、大学ごとに受験科目や出題方式も変わり、国公立大学でも、少ない科目で受験できる大学もあります。
また、私立であれば、様々な形式の入試が有り、受験日も分かれていて、同じ形式の受験は1回のみという大学が多いですが、同じ大学を何度も受験することが可能な大学がたくさんあります。


②総合型選抜

推薦入試となり、旧方式ですとAO入試となります。

大学が求める学生像(アドミッションポリシー)に合った人物を選抜する入試制度となります。

入試形式も様々で、独自の筆記テストを課す大学もあるようですが、共通テストが課されない場合も多く、11月前後に合格が決まる入試を実施する大学もあります。


③学校推薦型選抜

名前の通り学校の推薦が必要な推薦入試となります。
学校推薦型選抜には、「公募制」と「指定校制」があり、「指定校制」は、旧指定校推薦のことです。

【公募制】
出願できる高校に制限がなく、大学が定める出願条件を満たし、高校の学校長の推薦があれば、受験できます。
各高校から出願できる人数に制限を設けている場合が多いようです。

選抜方法は、書類選考、面接のみという大学もあるようですが、東京大学のように共通テストを課す大学や、筆記テストを課す大学もあるようです。

また、京都大学医学科の飛び入試も学校推薦型選抜の公募型となるようです。

【指定校制】
大学が指定した高校の生徒にのみ出願資格がある入試となります。

ひとつの高校から推薦できる人数が限られ、高校での成績が大学の示す成績以上であることを出願条件となる大学が多いようです。希望者が多い場合は校内選考で選抜が入ります。


④内部進学

大学の附属の高校や提携高校などからの進学制度となります。
附属の場合、ほぼ100%進学出来る附属高校もあれば、一定の成績以上かつ、人数に制限を設けるなど制限のある学校もあるようです。



まとめ

親世代の頃から変わらない入試形式もありますが、近年の入試形式は多様化しています。

親世代との変化と言えば、内部進学を検討する場合、内部進学出来る附属の高校や提携高校へ入学する必要がありますのが、近年は、高校募集を行っていない完全中高一貫校が増えていますし、気になる場合は早めに確認しておいた方が良いと思います。

知っていたら、「受けられたかも?」「準備したかも?」とならないよう、ザックリで良いと思いますので、早めに大学の入試形式を知っておくと時間的なゆとりが生まれると思います。

例えば、一般入試でも英語の民間試験の成績が利用できる大学がありますし、試験のスコアによって、加点される点数が変わることがあります。早くから英語の試験に慣れ、ご本人に合った英語試験を見つけておくと良いと思います。ただし、試験のスコアには有効期限がある場合もあるので、気を付けてください。

また、入試の方式も、一般入試が向いている場合と、推薦入試が向いている場合があると思いますし、入試科目との相性というものが有ります。同じ学部でも、大学によって受験科目数が変わることもありますし、徐々にこうした情報を増やしていくと、受験勉強にも集中できますし、良いのかな?と思っています。



最後に

「小学生の保護者も必見!?」は、私のnoteでは無く、入試方式の確認です。早めに確認しておくと、受験計画が立てやすくなるかと思います。

早めに受験計画を立てても、気が変わることもありますから想定と違ってしまうこともあるかもしれませんが、できたら、気持ちが変わるかもしれないということも想定に入れていただき、情報収集だけはしておくと良いと思います。

一方で、お子さんにはどうぞプレッシャーとならないように、伸びやかに過ごさせてあげてください。

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