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移籍者コミュニティの可能性【ぼくらは仕事で強くなる vol.25】

ローンディールでは、移籍者の方々を対象としたコミュニティを運営しています。詳しくは、弊社の及川さんが書いてくれた記事をご覧いただければと思うのですが、このコミュニティから徐々にいろいろな面白い展開が生まれはじめているので、ちょっとだけ紹介をさせてください。

この移籍者コミュニティ、何といっても「レンタル移籍」というかなりマニアックな(自分で言うのもあれですが笑)経験を積んだ方々が100人以上集まっているんです。そして彼らの特性として、大企業とベンチャー企業の2枚の名刺を持っている。さらには、所属している企業や挑戦したベンチャー企業は違えど、移籍前に自分の意志を見つめ直し、未知のベンチャー企業で壁にぶつかり、戻ってからも大きな組織の中で何かを変えようとあがいている、そんな共通の経験を持っているのです。だから、お互いの挑戦を応援しあえる空気があるのだと思います。

最近の素敵な事例をいくつか紹介しますと・・・

移籍を開始した方が「私はこんなベンチャーに行って、こんなことをやってます!」みたいな内容の自己紹介を投稿すると、複数の人から「興味があるので話し聞かせてください!」っていうコメントがついたり。
ある移籍者が、「○○と繋がりを作りたいのですが、どなたかご紹介いただけないでしょうか?」という相談を投げかけたら、20件以上コメントがついて新たな商談の機会が生まれたり。
移籍を終えて、大企業内でアクセラレーションプログラムの運営をやっていたら、採択されたベンチャーの担当者が移籍者だったり。

・・・こんなことが起こっています。

労働人口全体から考えると、まだまだたった100人って思っていたのですが、大企業の中で新しいことに挑戦している人たち、外に対して発信して動いている人たちっていう属性に絞って考えると、決して少ないわけでもなく、いろいろな接点ができる可能性はすでに意外と高いのかもしれません。

さらにここに、移籍者の上司の方やメンターの方、受け入れ側として登録してくださっているスタートアップ(おかげさまでこちらも400社を突破しました!!)の方々など、いろいろなコミュニティが複合的に絡んでくると、何か起こりそうな予感がすごいのです。

かつて時代の転換点に「松下村塾」があったように、一時期のシリコンバレーが「PayPalマフィア」旋風を起こしたように、ある特定のタイミングで特定の人たちが集まることによって、それがとてつもないエネルギーになることがある。

だから、現代の日本に「LoanDEALマフィア」をつくりたいなって思ってるんです。(マフィアっていう言い方があんまりうちの会社っぽくないというご指摘をもらうので、ネーミングは考えなくちゃ、なんですけど。)

このコミュニティを通じて、レンタル移籍を経験してくれたみなさんがいろいろな大企業・ベンチャーの立場で挑戦し、繋がり、その波紋が広がっていく。そんな世界ができたらいいな!!

そして何より、周りにも挑戦している人がいるんだ、自分だけじゃないんだ、ということはこれから挑戦しようとしている人にとって、間違いなく励みになるはず。だから、移籍者の皆さんにとってよりどころと感じていただけるように、この場所を丁寧に運営していきたいと思う今日この頃です。(うん、やっぱり、マフィアって感じじゃないのかも。)

それでは。

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