はたらくってなんだろう

○○と○○のお母さん。
○○の妻。
○○と○○の娘。
性別、男性か女性と聞かれたら女性。
最近素敵だなと思った芸能人、宮本浩次さん。
今始めたいと思っていること、ダンボールコンポスト。
行きたい国、フィンランド。
好きな家事、洗濯。でも家事はあまり好きじゃない。

職業、育休中の無職。

育児休業中は無職か?

子どものお世話をしたり、家事をしたり、賃金は発生しないが私にとっては、お金をもらって働いていた時よりもかなりの労力を使う。

仕事をしているときは、出勤時間が決まっていて、ある程度するべき仕事内容が決まっていて、退勤時間も決まっている。

休憩時間には、何気ない会話をすることでリフレッシュできる仲間だっている。

上手くできたら、リターンがある。

お金だってもらえる。

でも、今現在やっている育児というものは、ゴールや正解が見えにくく分かりづらい。

24時間、常にスイッチオン状態。

頑張ってるね〜。なんて声をかけてくれる人も滅多にいない。

地域の子育て支援センターも予約しないと行けないし、イベントも人数制限があるものばかり。

そうなると、今日もお家で過ごすか!と子どもと二人きりで過ごすことが多くなる。

今まで1日に何十人とも会話していたが、今は夫と会話ができるようになった5歳の息子を除いて、全く他人と関わらない日もある。

そんな中、外に出るとスーパーの店員さんとの小さな会話、美容師さんとの会話、なんかとても緊張するのだ。そして、人と話せることがとても嬉しいのだ。

今回は2回目の育休なので、今回はこちらの生活にも順応できている気もするが、初めての育休中はそんな自分の変貌ぶりに驚いた。

人には合う合わないがあると思うのだか、私は子育てだけをするよりも、外と繋がり仕事もしつつ、子育てをする方が圧倒的に性格に合っている。

もちろん私が仕事をすることで、家庭の仕事を誰かに助けてもらわなければならない。

仕事をしている間に保育園に我が子を預かってもらう。

家事をする時間がなくなるので外食や中食が増える。

洗車も時間が欲しいので、プロにお願いする。

コインランドリーにだってよく行くようになる。

私が外で仕事ができるのは、名前も知らないたくさんの誰かの仕事のおかげだ。

もう、みんなに感謝です。

立派な仕事、かっこいい仕事、やりたい仕事、若いうちは色々と考えるかもしれない。

でも、どんな仕事も一生懸命やって目の前の人の困ったこと、その人の生活が豊かになることに手を差し伸べられれば、それはどれも立派な仕事だ。

みんなで「ありがとう」「助かるよー」って声かけあって互いをカバーし合うことでよりよい仕事が生まれていく。

私ははたらくことが好きだ。

はたらくって意外と単純なのかも知れない。