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情けない自分を受け入れる「美しい心」のススメ

こんにちは。ミライのゲンバ代表の佐藤です。

私達は、「未来の現場を増やす」をビジョンに、製造業DX SaaSミライのゲンバシリーズの開発・運営を行っております。

先日のシード期の資金調達として、総額1.74億円の調達を発表をさせていただきました。

発表をきっかけに、選考の応募をいただくことも増えてきましたので、私たちのバリューについて一つずつ紹介していきたいと思います。

私達の3つのバリュー

美しい心とは

これは京都セラミック(現:京セラ)、第二電電(現:KDDI)という偉大な企業を創業され、不可能と言われたJALの再建(再上場)を成し遂げた稲盛 和夫さんの言葉を拝借しています。私が尊敬する起業家の一人です。

稲森さんの書籍や、私の原体験に基づく解釈を重ねて、弊社にとっての「美しい心」の定義は以下と考えています。

①利己のために事実を偽らないこと
②利己のために相手を陥れないこと
③利他の目的や意義で行動すること
④相手に感謝と尊敬を持つこと

なぜ、美しい心が大事なのか

理由は大きく2つあります。

理由①:沢山の人や組織が、効果的に協力し合うため

人間同士の擦り合わせによって推進される営みには、必ず「疑うコスト」と「信頼資産」がつきまといます。

「疑うコスト」とは以下の様な、相手への不安や不信から生まれるムダや心理的負担を指しています。

  • 〇〇社の提示した見積は、内容が信用ならないので、とりあえず再検討は1回させよう。

  • ■■さんの納期変更の理由って本当かな?なんか■■に仕事頼むの不安だな。

それとは反対に作用するのが「信頼資産」です。例えば、以下の様な例を挙げてみます。

  • △△さんが言うなら信じて試してみよう!

  • ★★社は少し割高でも、とても誠実に対応してくれて安心して頼める。一緒に仕事をしたい。

これらは、関わる人が増えれば増えるほど、掛け算的に影響が拡がっていきます。

沢山のお客様やパートナー、そしてチームメンバーとビジョンの達成を目指していく上では、「疑うコスト」を最小化させ「信頼資産」を積み上げることが必須と捉え、そのために私も含めたメンバー、一人一人が美しい心を相手に示し続けることが必須と考えました。

理由②:利己で真実を捻じ曲げないため

完璧な人間はいません。ただ、完璧でありたい人間は多いと感じます。
そうして構造的に生まれてしまうのが、解釈の調整による逃げ口上です。

例えば、待ち合わせ時間に遅刻してしまった時、本来の理由は「家を出発するのがギリギリだった」と反省していても、「前の会議が延びてしまい..」や「タクシーがもの凄い行列で..」とそうじゃない理由を説明したくなった事はないでしょうか。

これでは、原因がすり替えられてしまい、その人の本性や組織としての課題が解決されないまま隠れてしまいます。

またこう言った逃げ口上は、結構な確率で綻びを見せ、それが真実ではないことを相手に感じさせてしまいます。

こう言ったやり取りの積み重ねで、「信頼資産」が減り、「疑うコスト」が増大するのです。

特に、優秀で頭の回転が速い人ほど、瞬時に周囲や、時には自分自身さえも、正当と思える説明を作ってしまう。私もそうでした。(頭の回転は速くないですが)

私達は、このような振る舞いで、得られる短期的なインセンティブよりも、弁論の綻びから失う信頼資産の方が、中長期で見て遥かに影響が大きいと考えています。

実践し続けることは簡単ではない。

「美しい心を持つ」、これを実践し続けることはとても難しいと感じます。

特に、忙しくて余裕がない時。余りにも情けないミスを犯してしまった時。
私たちは利己のために行動してしまいがちです。

美しい心を持ち続けるには、情けない過ちを犯す自分、感情的になってしまう自分を、受け止め続けなければなりません。

だからこそ、バリューに据え置いて、意思を持って行動し続けたいと思います。

バリューを実践していて

私自身、職場、家庭において、とても清々しく生きられて気持ちがいいです。間違いやミスは素直に受け止めて改善する努力を示しています。

それも含めて周囲の人が、ありのままの自分を等身大で受け入れ、信用してくれていることが伝わりますし、周囲も誠実な対応をしてくださっていると感じます。

「美しい心を持つ」ことが、個人や組織に中長期的にもたらず、ポジティブな影響をもたらしてくれると信じています。

中核メンバーを採用しています。

弊社には美しい心を持とうと努力し続ける素晴らしい人間性を持ったチームメンバーが揃っています!

比率20%(30-40時間/月程度)の副業的な活動からでも大歓迎です。

少しでも興味を持って下さった方は、まずはお気軽に、「採用ページ」または、私の「X」か「FaceBook」にお気軽にDMいただけると嬉しいです。
必ず、私からお返事させていただきます!

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