潜在意識と行動、その結果としての『現実』～前編～

潜在意識とは。

意識の学びをしてこられた方は
この潜在意識というものが
どんなものであるかということは
「頭で」「思考で」は理解はしていると思います。

ところが…
私は日頃、セッションや講座等で
この【潜在意識】をベースにお話しさせていただくことが多いのですが
他の講座等でも学んでこられた人で
「うんうん、潜在意識ね、知ってる」という方でも
本当の意味で理解できているなと感じることができる人には
正直まだ出会ったことがありません(^-^;

潜在意識の正体を、本質的に理解できている
落とし込めているという人は
本当に少ないのだという感覚があります。

私も、【潜在意識】というものの存在、概念を知ってから
何年も経っていますが
本当の意味で
「そういうことか！」と落とし込めたのは…
…つい最近です!(^^)!

きっかけはこの本

心の絶対法則 なぜ「思考」が病気をつくり出すのか?

内海聡先生の大作、名著
「心の絶対法則」

ただ、この本には
【潜在意識】について書かれているのものではありません。

この本のタイトルにもある
『心の絶対法則』というものを知った時に
そのことが、これまで散々学んできたのにイマイチ
「理解し、使う」
ということができないでいた【潜在意識】について

すとーーーん。と腑に落ちたのです。

この本と出会って
私自身ががつーんと来た言葉が

「人を判断する時は言葉は信用するな。
その人の『行動』がすべて」

というものです。

はっ！となりましたね。

これまで学んできた、イマイチよくわからない
【潜在意識】と
『心の絶対法則』がカチッと結びついた瞬間でした。

これが、「腑に落ちる」ってことか、と。

私たちに起こる出来事は
その潜在意識の反映です。

現実って、いかにも外側から
降りかかってくるように起こるものだと思われがちだけど

実際は自分の潜在意識が起こしている事なのです。
つまり、どんなことが起ころうとも
すべて「自分の意識が引き起こしていること」であるのです。

人の行動は
【潜在意識】によるものです。
「頭ではわかっていても、思ったように進まない」という現象は

自覚できていない部分の自分の意識
【潜在意識】【深層心理】が
「頭でわかっていること・考えていること」と
食い違っているから起こるのです。

無意識に「そのように」行動しているからです。

【潜在意識】については
数年前に大ブームを起こした
ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』がきっかけとなって
世の人の多く浸透し始めました。

まさに、『思考が現実化する』の
『思考』が【潜在意識】なのです。

『思考』というといかにも
「頭で思い描いていること」つまりは
「自分で認識できているもの」だと思われがちですが
多くの人がカンチガイをしてしまっているのがこの部分です。

では、ここで私たちの【意識】について
おさらいします。

氷山の絵に例えられる《意識》

私たちの意識はこの絵のように
氷山に例えられることが多いですね。

そして、氷山の、水面に出ている部分が【顕在意識】
ここは意識全体の1～3％で
ここは日ごろ私たちが、自覚できる意識の領域です。

例えば
○○したいな、とか
常識ってこうだよね、とか
いわゆる「頭でわかっている」という意識の部分。

対して、水面に沈んでいる部分が【潜在意識】
全体の97～99％(ほぼ100％近い)と言われていて
こんなに多くの割合を占めているのにも関わらず
「自覚できない」意識の領域なのです。

自覚できていないのに
意識のほとんどを占領していて
そこが現実創造に関わってくるなんて厄介ですね。笑

厄介なのだけれども
原理を知ったうえで「使える」ようになることで

正直、思い通りの人生も夢ではないと思うのです。

後編に続きます。