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システムエラーから脱出した高校生 yukina3

前回の投稿で、学校が抱えている様々な問題は、
ずっと変わらない学校のシステムに
問題があるという考えについて書きました。

コロナによる一斉休校をきっかけに、
学校教育について私が学び直しをしていると同時に、
我が家では不思議な現象が起こっていました。


次女です。

一斉休校になってから間もなく(高校1年生3月)

「好きにできる😁!毎日楽しすぎる!」と大喜び。

娘が喜んだ「好きにできること」とは、

○読みたかった本をじっくり読む時間がある
○興味あることを深堀りできる時間がある
○教科の学習内容を自分で決められる
○自分に合うテキストを探す時間がある
○自分の今後について考たり調べたりする時間がある

などなど‥。

つまり、、

学びや生活のハンドル自分で握れる楽しさ

に浸っていたのです。

学校へ毎日行き、授業を受けなくても
市販されている様々なテキスト、
YouTubeやアプリなどで、
十分に効率よく学べると言うのです。

娘にまで
学校のシステムエラーに気付かれた😥⁉︎


一斉休校中の約3ヶ月、
自由に楽しく学んだ娘が、
再登校後にどうなるか‥‥。
なんとなく予測はついていました。

はい、やっぱりこうなりました。💧(高校2年6月)

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帰宅後の姿です。
アマゾンから届いた書籍を、
玄関にへたり込んで見つめていました‥。( ;  ; )

自分で握っていたハンドルを奪われたんでしょう。

朝から夕方まである
「教科書を教える」一斉授業によって。
一律に出される大量の課題によって。


ここから約1ヶ月、
一人でとことん考えたようです。

結果、

自分の行きたい道へ挑戦するためには、
今の学校へ毎日通うことは、
自分にとってはマイナスだと判断。

2020年7月。
とうとう私に告白。

「学校辞めたい。」

娘のタイミングを狙ったかのように、
家にやや大きめの郵便が届きます。

通信制高校のパンフレットでした。
娘が考えている未来に行くには、
まず「大学卒業」が必須なのです。

残念ながら、娘は、
ギフテッド(特別な能力を持った子ども)でもなければ、
成績優秀者でもありませんでした。

普通に、みんなと青春してる高校生でした。

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彼女は、
学校よりも「探求の道」を選んだんだと思います。
コロナをきっかけに。

行きたい大学へ行くための方法の探求。
最適な勉強の仕方の探求。
好きな分野の探求。
「自分」の探求。


登校最終日。友達に撮ってもらったという写真です。💧

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この
未来に向かって嬉しそうにジャンプする姿を見て、
私たち教師は、やっぱりそろそろ
本気で考えなくてはいけないのではないか。
問い直さなくてはいけないのではないか。

学校は何のためにあるの?

母であり教師でもあった私は、
さらに自分の中での問いが強くなったのです。

※次女についてはFacebookでも発信しています。

つづく。 yukina



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